昨日に引き続き暗ーい話ですが、心の準備が出来た方、どうぞ読んでやってください。

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そして10月の始めのある日、それはやって来た。

娘の音楽教室から帰って着替えようとすると、急に体のバランスを崩し私はその場に座り込んだ。

体験した事のない「めまい」と「動悸」、気が変になりそうな「恐怖」と「不安感」。
光が堪らなく嫌になり部屋を閉めきって真っ暗にし、頭から毛布をかぶって震えていた。

「怖い怖い!」ただそれだけだった。
このまま死んでしまうかもしれない・・・そんな恐怖と1時間近く戦い、疲れきった体を必死で立ち上げ、そして電話に手を伸ばした。

電話をかけた先は隣の家。
親しくしていた奥さんに、何の病気なのかは解らないが酷い発作のようなものに見舞われた事と、めまいが酷く病院に娘を一緒に連れて行くことが出来ないので、しばらく預かって欲しい事を告げると、お隣さんは快諾してくださった。

「点滴をされると思うから、その覚悟で預かっておくからね」。
そのありがたい言葉を背に病院に歩いて向かった。

めまいでフラフラになりながらも病院に辿り着き、内科で診察を受けた。

医師は先刻私の身に起こった事を一通り聞いた後、
「子育てで疲れているんじゃないか」と言い、めまい止めの薬と、同じくめまい止めの注射を処方してくれた。
何の検査もしてはもらえなかった。

思えばこの医師に「パニック障害」、「自律神経失調症」、「仮面鬱病」の知識がもっとあったら、私の病気はこれ以上落ちていく事はなかったかも知れない。
いまさら・・・の話だが。

そしてこの「発作」はこの後もたびたび私を苦しめる事になる。

小さな娘を抱えている私には「発作」は恐怖であり、悩みの種だった。
病院には続けて何度も通い発作の辛さを訴えたが、
「体調を整えるように」の一言で一蹴された。
ただ、耳鼻科と眼科の受診は勧められた、めまいの原因を探るために。

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続きはまた明日(んーー出来ればってことで)のせまーす。
暗くしちゃいましたぁ?
もっともっと暗くなりますよー、期待してぇ(何がじゃ)。

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