少し間があいてしまいましたが、私が鬱病になった過程をまた書いてみました。

≪その3≫をもう一度読み返してもらわないといけないかも知れません。
自分でもつながりが判らなくなりました〜。(笑)

また暗い文ですが、ご勘弁のほどを・・・。
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耳鼻科の医師から紹介してもらった心療内科では、まず最初に検査技師に
「精神状態」、「性格」などを調べるための質問が書かれた、マークシート様式の用紙を3枚手渡され、
「深く考えずに記入して下さい」と言われた。
その結果はパソコンによりすぐにグラフとして表され、私は
「几帳面で他人の評価を気にする」性格で、「軽い抑うつ状態にある」と言う検査結果だった。

まさに本に書かれている「鬱まっしぐら」路線の性格である。

その後に今度は医師による診察が行われ私は、
めまいが長く続いている事、ひどい腹痛を伴う下痢に悩まされている事、そして皮膚を引っかくと蚯蚓腫れのように赤く腫れる事等を話した。

医師はそれらの事を聞いて幾つか家族についての質問をした。

家族構成や、夫についてどう思うか、子育てに応援を頼める人はいるか、等と言う質問だったと思う。

そして前述の検査結果を踏まえての医師の診断は、
「自律神経失調症」、「過敏性腸症候群」、「不安神経症」と言う病名だった。

取り立てて生活上の注意などはなく、投薬でめまいは治まるでしょうという話があり、抗不安薬(リーゼ)とめまい止めの薬を出された。

一応体の異常の有無を調べるため、一般的な検査も行われた。
血液検査や心電図検査などである。

この手の病院の多くがそうであるように、この心療内科の診察も予約制で、次回は2週間以上あとにならないと予約は取れなかった。

初めて訪れた心療内科の印象は、「事務的」その一語に尽きる。
私の持つ心を診る病院というイメージとはかけ離れたものだった。

次回の診察までの2週間以上の間、私のめまいと下痢は治まる事は無く、又下痢の止めの薬は出されなかったため、私の苦痛は少しも改善されなかった。

下痢による腹痛に耐えられず受診しようとしても、予約なしの飛び込みの診察は2時間以上待たされるため、小さな子供を連れた私は諦めざるを得ず、ひたすら我慢するしかなかった。

仕方なく私は下痢をする度に、下痢止めの薬を貰うためにだけ近所の内科を訪れるようになった。

この頃の私の生活はもう「寝たり起きたり」と言う状態になっていて、家事はもちろん、子供の世話すらももう殆んど主人に頼りっきりの、精神的にも体力的にも疲れ果てた状態にあった。

そしてある日、その近所の内科で貰った薬でひどい目に会うことになる。

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続きはまた明日。


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