紅型展―大阪市立美術館―

こいつを見てきた。


紅型展なので着物を…とは思ったけれど、とんでもなく久しぶりの友達と一緒に見に行くって事情もあり、途中の体調不良の可能性も考えてワンピースで。


想像をはるかに超えた展示物の数にまず驚き!
そしてその保存状態の良さにも。
どなたかが大切に大切に陽の目を見るまで保存してくださっていたんだなー。
ありがたい…。


庶民の普段着からおそらく王室の方が着用されてたであろう格調高いものまで、独特な色合いの紅型染を堪能させてもらったひと時。
眼福眼福!


とても自分で買える代物じゃないけど、一度くらいは手を通してみたいもの。
誰か持ってないかな。(笑)


帰りに通った天王寺公園内では「オクトーバーフェスタ?」なるものが開催中。
単にめちゃ高いビアガーデンだと思っていただければ。(笑)
一杯1000円を超えるビールがたらふく飲めます。(もち有料)



友人と私は一杯しゃべりたいので涼しいキューズモールに移動して、ランチ&おしゃべり。

数年会っていなかった分を埋めるようにしゃべり倒して、気が付けばランチバイキングの制限時間いっぱいだった。


お互いの子供(同い年なのだ)の高校受験の話、高校生の親としての悩み、家族やペットの話などほんっと話題は付き合いおばちゃん二人。(笑)


でもいい一日だった。


また今度ね、の今度がいつになるかはわからないけれど、また今度。

次は着物着ようねとお約束。


約束は約束。
いつだっていいんだ。


気楽に次の機会を待とう。
楽しみにしてたエリザベート、観てきました。

石丸トート&瀬奈シシィで。

石丸幹ちゃん、メイクが…、AMEMIYAっぽくって笑ってしまった。
お歌はうまいですね。
さすが劇団四季出身。

以前私が若い頃に何度は舞台は拝見してましたが…、お顔がやっぱり緩むのね。
それは仕方ないわよね、私は緩み切ってるしね!。(自嘲)

瀬奈さんは…、なんか太った?
二の腕みっちりでそれはそれでシシィっぽいんだけど(実在の皇后も二の腕太かったらしい)、シシィって華奢なイメージがあったので。

あと、貫録っちゅうか、一幕ラスト白いドレスで出てくる時のオーラが足らない気がしました。
あそこは「おおっ!」って観客に言わせないと。

朝海シシィも涼風シシィも、、、最近は「小物化」してる気がするのは私だけ?
タイトルロールなんだから、これぞ女優!ってオーラ出してほしいんですけど。


で、リピーター割引チケットで後日春野シシィ&マテトートで再度観劇。


意外に良かったマテトート。

日本語はやっぱり怪しいんだけど、もう何度も見てるしセリフ覚えてるから解るんだよね。
初見のお客さんはセリフ部分厳しいかもしんないね。

でもロックンローラートートはノリノリでよかったよ。
動きも大きいし、フットワーク軽い黄泉の帝王様でした。

春野さんは…、おとなしいシシィですね。
お転婆シシィがお上品なお姫様@たまに粗相をするに見えました。

パパさんに一緒に連れてってよ~♪って歌ってる姿からは木登りやサーカスごっこは想像できなかったです。

あと痩せすぎって位「鎖骨」見えてましたけど、あの方あんなにお痩せになってる方なんでしょうか?
5か月のロードはそんなにきついのかなって心配になっちゃいました。

宝塚トップ花の指定席になりつつあるエリザベート役、新鮮なしっかり歌える女優さんに出てきてほしいです。



フランツヨーゼフは岡田さんの方が若々しい頃のフランツが似合ってました。
禅さんは老けてからの方がお似合い。

殆どが硬質の役だけに、シシィとの出会いのシーン位は初々しいフランツとして演じてほしい。
そこんとこで岡田さんの方に軍配が上がるかな?


皇太后は2回共に杜けあきバージョン。
うまい人だけに鬘とかもう一工夫して欲しかった。

ヘレネに「変なヘア~♪」って歌ってるけど、君も変だぜっ!って突っ込んでしまった。(笑)


ルドルフは元基君。

お歌はなかなか、ルックスもいい。
でもダンスが…なので頑張って!

今回も拍手したいのがトートダンサーの8人。

ウニョウニョ感が増してさらにエロティック。
そして大きな振りの踊りはかっこいい!
アクロバティックなダンスはトートダンサーならではのもの。
一言の台詞もない役だけれど、きちんとお芝居もされてて、8名には大きな拍手を贈りたいと思います。


できれば裕様トート春野シシィペアでもう一度観たかったけど、お金が続きそうもないので今回はこれで終わり。


また次回を楽しみに待っています。



さーて、つぎはミスサイゴン。
来年はレ・ミズと続きます。

キャラメルもあるしお財布ひきしめないとね。


娘の学校の新学期が始まった。

とは言え、実のところ8月の22日から実質学校は「補習」という名目で始まっているのだが、一応…、らしい。(ちっさいことはええやろ)



補習の間は午前中授業なので、娘は授業が終わった後部活に顔をだし、何もなければ自転車で坂道をぎゅんぎゅん下って帰ってくる。

朝は20分かけて登校する道を10分少々で帰ってくる。

朝の苦労がしのばれるな。(笑)


で一緒に昼ご飯を食べる。
昼ごはんだから簡単メニューでも外食でもいい。
彼女の好きな味噌汁があれば何も文句は言われない。



ところが新学期が始まると「弁当」きらり~んが要る。



私はこの弁当作りがとっても苦痛。

事前に何を入れたらいいか決まってる場合はいいとして、何にも考えていない&前日買い物に行っていない場合、朝から冷蔵庫さんと「相談しましょ、そうしましょ♪」になる。


冷蔵庫さんは何も答えてくれない。orz


朝からまだ起きていない頭で何を突っ込むか考えるのはもう至難の業。

今日は一応ハンバーグだけは考えていたので、付け合せっぽい物を…と目玉焼きとプチトマトを入れた。
あと、賞味期限が来そうだったので黄色い蒲鉾みたいなやつを入れた。

ビジュアル的には「無いな…」な弁当が出来上がった。



娘にも「何か入れてほしい物を言え」と尋ねるのだが、

… … …

「卵焼き!」と判で押したようにこの一言を繰り返すばかり。


いつか卵焼きONLYの弁当に挑戦してやろうと思っている。
キャラメルボックスの「アルジャーノンに花束を」を観てきた。
今回はダブルキャストなんだが「イグニス」のキャストの方。

感想はというと…、

正直面白くなかった。


こんなの初めてだわ、キャラメルを面白くないと感じるのは。


キャストも悪くないし、脚本が悪いわけでもないのね。
私が…、悪い?(ーー;)


原作は一時期とても流行った時に自分で買って読んだ。
とても好きな作品で何度も何度も読み返した、その当時の一番のお気に入りの一冊だった。

チャーリー・ゴードンが頭がよくなった結果、自が受けた手術の失敗と自分の将来の姿(末路?)がわかってしまうのが切なくて、彼はあのまま「せめて野に置け蓮華草」の様にパン屋で働く方が幸せだったのか?
それともアリスと恋をし、妹とも和解できた新しい人生の方が幸せなのか?
沢山考えた。


そしてその答えは未だに私は見つけられていない。


そんな私には2時間に端折った芝居は物足らなかったのか?


頭の悪いチャーリーのままでなら周りの人間は憐れみ受け入れてくれて、天才になったチャーリーは忌み嫌われる。
出る杭は打たれる的な場面もあったし、正直救われない話。


多分その「残酷さ」がはっきりと芝居に出せてなかったんだと思う。
ちょっと生ぬるい。

そこをきっちり演じられたらもっともっと観客に訴えかけられるのかなーと家に帰ってから考えた。

中途半端はよくない。
こっちも不完全燃焼だ。



半額チケットで観たので後悔はないけど、定価ならもっと怒ってたな。(笑)



次回は「広くてすてきな世界じゃないか」。

トリプルキャストだけれど、一回くらいは観に行こう。



またやってきますね。
ミュージカル「エリザベート」

新キャストで大阪には9月にやってきます。


お金がないので一番後ろの席を一枚だけ買いました。
それでも一葉は飛んでいくんだぞー。

瀬奈、石丸、岡田の配役は初めてなので楽しみ。
ついでに皇太后も杜さんはお初。

ううーーーーっ!
早く9月が来ないかなーっとうずうずいたします。


最近エリザ関係の動画がたくさんYOUTUBEにUPされているので、これを昼間にまにましながら見るのも楽しみです。

当然見られないトートさんやシシィもあるので、こちらで楽しませてもらいます。


それにしてもチケット代が馬鹿高い!
12000円ってなんなんだよ。
専業主婦がそんなの何枚も帰るわきゃないだろ!

キャラメルボックスも7000円とかするし、働いてない(働けない)身としては結構辛いです。
いろいろ安く上げる努力はしていますが、体調とも相談しつつなので「鬱病持ち」には努力にも限界があり…。涙


でも気分転換にもやっぱり堂々と行かせてもらおう。
その代り家事も頑張れる範囲だけど頑張るよ。

娘のお弁当作りも頑張ってるし、ご褒美だと思ってね。


でもやっぱり働く道はあきらめない。

夫と子供の世話だけで終わる人生はちょっと窮屈だわ。


日記って毎日書かんとあかんよねー…と思いつつ前回書いたのいつだっけ?な私。

PCのせいにするのも大人げないけど、今度のキーボードはすべるすべるでタイピングミス多すぎ。
時間かかるわぁ。


5月の初めあたりから胃の具合が悪くなり、その後摂食障害に移行。
ま、よくあることなんだけど、やっぱり「食べられない」ってのは体も心もしんどいのよ。
痩せていいとは思うんだけど、貧血の重症化は避けられないしね。
なもんでひたすら食養生。

友人に宝塚観劇に誘われて喜んだのもつかの間、過敏性腸症候群の再発でランチは直前キャンセルしたし、泣く泣くあきらめた映画やお楽しみ事も多し。



そんな中で一つ自分で気づいたのは
「私は酒がなくても生きていける」っちゅうこと。(笑)

アルコールは胃へのダメージも大きいので「ノンアルコールビール」にしてみたら、ぜんっぜんいけるやんだった。

アルコール依存症家系なので、「いつかは自分も…」と心配していたけれど、ビールテイストが好きなだけだった。
日本酒も似たテイストのものがあればOKかも。


しかし食が細くなった。


齢50を過ぎていつまでも若い頃のままって言う訳にはいかないだろうけど、食べられない→しんどい→動けない→筋肉が落ちる→ちょっと出かけるだけで寝込む→動かないので食べられない、の良くないスパイラル真っ最中じゃ。


今日はそうめんだけでもたれたし。


いろいろとストレスが溜まってしまって、そのストレスは買い物に向かってます。

あー…旦那に叱られる。

春。

2012年4月17日 家族・子育て
桜ももう終わりだね。
まだお山の桜は大丈夫なようだけど、下界の桜は見納め。

今年は3回お花見をしたよ。

旦那と一緒に夙川に行って7,8分咲きの桜を満喫。

一人で京都に行って円山公園の桜を満喫。

最後は慶子センセのところに薬を貰いに行った帰り、近所の公園の満開の桜の下で買ってきたお弁当を食べて缶ビールを飲んだ。
公園で走り回る子供たちを眺めながら、うちの娘はあんなにはしゃぐ子ではなかったなぁ…とか、小枝で地面に絵を描くのが好きだったよな…とか考えるのは娘の幼い頃の事ばかり。

今とは違って絵にかいたようなお嬢様的ビジュアルだった。(笑)
クルンクルンにカールしたツインテールの髪、MEZZOとかシャーリーとかブランド物のワンピース。
靴はピンクのワンストラップ。

小学校に上がる時「絶対におズボンなんか穿かない!」という娘を説得してジーンズを買ったっけな。


今はスカートは制服オンリーさ。(/_;)


その制服女子高生の娘。

やっと学校にも慣れてきて月曜からチャリ通(自転車通学)を始めた。
これで交通費が浮くよシメシメ…と思っていたら、レインコートとかリュックとかいろいろ買う羽目になったわ。
諭吉が飛んでった。





火曜日に旦那と夙川に花見には行ったのですが、なぜか、本当になぜか「円山公園の枝垂桜が見たい!」と急に思ったんです。


30年以上前母が2月に亡くなり49日も終わった4月のある日、父が一緒に京都の大谷廟に母の遺骨を分骨&供養してもらうので一緒に行こうと。

姉は出産直前だったので私を誘ったんでしょうが、父と一緒にお骨を納に行ったあと、円山公園で一緒に枝垂桜を見ました。

とてもとても美しい、花火のような桜でした。


その日のことを急に思い出したんです。


で、お天気も良さそうだし、朝娘と旦那と2人分の弁当を作り洗濯をし、身支度を整えて京都に向かいました。

我が家から京都の四条河原町までは50分程度でしょうか?
意外と近いんです。


ゆっくり河原町から南座の前を歩いて八坂神社へ。
さらに八坂さんを抜けて円山公園へ。


うーーーーーん(ーー;)
前来た時はこんなじゃなかったはず、の光景が目の前に広がってました。

公園内はブルーシートの海。

さらには暴利を貪る屋台がびっしり。

30年前と比べる方が…、でしょうがねー。
あまりにも風情がなくなっており、がっかりいたしました。


桜はね、以前見た桜の木がどれかはわからないんですが、それはそれは立派な枝垂桜がその盛りをアピールしておりました。
本当に見惚れる位美しかった。



その後「ねねの道」の脇を下り四条河原町に戻ろうかな…と思ったところ左側に可愛い定食屋さんを発見。
お値段もリーズナブルだったのでそこに入りお昼ご飯を注文。


そして15分も経った頃でしょうか、けたたましいサイレンを鳴らしたパトカーと消防車、救急車が何台も店の前を走っていきました。

本当に途切れることなく何台も何台も。

「何事かな?大きな火事でも近くであったんじゃないの?」あまりのサイレンの波にドキドキしました。

食事を終え京阪の祇園四条駅を目指して歩き始めると、四条通りはバスとそれはそれは沢山のパトカー、消防車、救急車に埋め尽くされていました。

さきほどの緊急車両はここに集まっていたんですね。


四条通りは封鎖されていました。

警察官に一本北の通りを歩くよう指示されたのでそちらへ。
でも祇園四条の駅に行くには河原町通りに戻らねばならないので戻ると、そこがまさに事故現場でした。

シートに横たわる血まみれの女性。
骨折でもしたのか、道路上に座り込んだままの男性。

おびただしい量の車の破片。


あー事故があったんだな。
2名も怪我をされたんだな、と。

その時は事故のニュースを見ていなかったのでそんな大事とは…。


後で携帯でニュースの詳細を知りぞっとしました。


いつも通りに道を右に曲がっていたら、河原町通りに向かっていたら、定食屋さんを見つけなかったら…あそこに座っていたのは私だったかもしれません。


人間の運命は紙一重。

そんなことを考えました。


あと…、納骨した大谷祖廟の前で手を合わしたことで母が守ってくれたのかな?と。


感謝。
そして合掌。
安易なタイトルだなぁ…、自分でも悲しい。。。


去年の春からこの2012年春までの一年間、一人娘の高校受験YEARでした。


とは言っても義務教育の中学3年生であり、通常生活は普通に中学のカリキュラム(遠足あり、体育祭、修学旅行、文化祭、ETC...あり)を経験しながら、高校受験に向けての勉強がプラスされた感じでしょうか。
受験だけの15歳なんてありえないもんね。

がっ!3年になってすぐに娘が「うちって今貧乏?」と聞いてきたので、
「食うに困るほどではないが裕福ではないかな?」と答えましたが、どうも塾に行く余裕があるかどうか聞きたかったみたいです。

3年になって苦手な数学がさらに難しく解らなくなってきたので塾に行きたいんだけど、我が家にそんな余裕はあるのかな?」と。


とまぁ、生まれて初めて自分から塾に行きたいと言い出したので、休みの日に塾を3件くらいまわりまして、希望通りに近所の塾で週に一日80分授業を受けるようになりました。
なぜここを選んだかというと「お安い」「個別指導」「駅近」だったから。

塾はほかに小学校2年から「いずれ英会話ができると役に立つやろ~」と当時は月謝がめちゃ安かったECCジュニアに通ってるきり。

いわゆる大手のR塾、M教室、M義塾等には通わせたことはありません。

そうだなー…、3年進級時で娘の成績は上の下くらい?だったでしょうか?
大阪の第一学区なので選べる公立高校は40くらいかな?
担任の先生もコツコツ型の娘の勉強方法を認めてくださってたので、試験の度に一喜一憂することなく長い目で成長を見て下さいました。



で、「そろそろ志望校を決めねばならんな」となったのが秋の終わりごろ。

沢山の資料を見たり、娘の学校見学の感想を聞いたり、五木の模試の結果も踏まえて、公立はまず安全だろうと思えるI高校を本命志望校に。

私立は通いやすさ(電車乗り換えなし20分&徒歩3分)の大阪府立ではないものの選抜特進に入れば授業料免除のH学園に決めました。

さらにI高校の受験時に舞い上がってしまわないようにと、前期でT高校の文理学科を受験したいと娘。
担任には「チャレンジャーやなぁ…」と嫌味を言われながらも受験することに決めました。
受験料も公立は安いので、ま、それくらいはいいかと。


私はTVで紹介されてたK高校が気に入って娘に勧めたのだけど、電車の乗り換えが一回ありで35分&駅から徒歩15分と聞いて却下。(遠い!と)


何やかやで志望校が決まってからはI高校目指してコツコツ受験勉強しとりました。
朝着替えてからの10分15分も惜しんで問題集に取り組んだり、定期テストも内申に反映されるので落とさないように彼女なりに頑張りましたよ。

で、2学期終了時の内申点が221点。265満点だったかな?なのでまずまずですね。

何せ体育の実技がボロボロなので(いわゆる運動音痴)、ペーパーテストで頑張ってそれでもなんとか10段階評価の6を取るのが精一杯の娘。
実技教科は内申点に大きく響くので技術家庭科担当の担任U.先生が
「技家はちょっとおまけして10つけといたからね、合わせて2で割れば8になるからね」の御言葉に涙がチョチョ切れました。(/_;)


3学期は周りの御子が一斉に本腰入れて勉強を始める時期です。
得に大手塾に通う子は受験対策授業が連日行われるので大きく成績を伸ばしてきます。
大手塾は費用も高いけどその情報力には感服いたしまするな。



娘は相変わらずのちっさい塾で兄ちゃん先生と数学の苦手分野をのんびりやっておりました。
ECCはすっかり受験モードの授業で、めっさ難しいテキストを使って結果を残す気満々!
娘はイヤイヤ通っておりました。(でもこれが有難かったんですな)


んでまず2月に私立の受験です。

通いやすさから選んだ他県の学校なので、何としても授業料の補助がある選抜特進に受かってもらわねば…だったのですが、試験当日帰ってきた娘の姿を見て惨敗を悟りました。(あう~)

結果は…「選抜特進」は不合格。下のクラスの「特進」は合格でした。
「特進」には授業料の補助がないのだよ。涙。。。


最後の3者面談では担任からは「公立受かれば良いんだからね」と慰めに近い言葉を貰いながら、公立の後期受験の志望校をI 高校に決定して願書の準備をお願いしました。
この間に娘は英検準2級を取得。(内申書に書いてもらえるらしい)

その前に前期のT高校文理学科の試験はあったのですが、全く指導を受けてない「小論文」などもあり、試験自体も3教科とはいえ私立の選抜特進より難しいらしく、本人がっくり肩を落として帰ってきました。
ま、試験慣れのためだからね、と慰めましたが。


卒業式が14日、後期のI高校受験が16日。
いよいよ本番直前やなぁと思った3月1日。


午前中中学最後の行事の「合唱祭」を見に行き、疲れて昼寝を決め込んでた私の携帯が鳴りました。

娘から。(お?)


「おかぁさ~~ん…番号が・・番号が・・あるねん~」とパニくった声。(゜.゜)

娘は寝ている私を起こしてはいかん!と、己の敗北を確認しに、前期のT高校文理学科の合格発表を一人で見に行ってたらしいのです。

で、合格したと。


う、うそ~~~~ん!!!

娘も動揺しまくり。


とりあえずパニくった娘に
「受験番号は?」と尋ねると「〇〇〇〇番」と娘。
「その番号が書いてあるねんな?」と聞くと「うん…」

「そか…、合格おめでとう!」と私。


この瞬間、あっけなく、本当にあっけなく我が家の受験戦争は終わりを告げました。
思いがけない形で。


前期に合格したら後期は受けられませんから、娘はT 高校文理学科に入学決定です。

娘の中学は偏差値が低いので、このT高校文理学科は学年TOP10番、頑張っても15番までには入ってないと合格しないと思ってました。

娘?
娘は30番位でしょうか?

だから担任も「チャレンジャーやねぇ」って言わはったんやと思います。


しかし、しかしの大穴。

娘の中学からは男女3人ずつ、合計6名が合格でした。

もちろん大手塾に通って文理本命で受験したお子ばかりです。



合格発表直後、正直娘も私も「ど、どないしよ」と思ってました。


まず合格など考えてなかった偏差値の高い高校だけに、入学しても授業についていけるか、頭のよいお子さんの中で娘が馬鹿にされないか、などなど不安は尽きません。
娘は「I高校行きたかったよ…」と言ってますし。

おまけにT高校、合格者に早速数冊の教科書と問題集を持たせて山のような宿題を出してくれてました。
入学式までに終わるやろうか…な。(汗)


第一学区にはK高校、IB高校と件のT高校3校に文理学科があって、まぁ言わば進学校の位置づけをされてます。

後期ではこの3校も普通科の受験があります。

その文理学科上位2校を落ちた子が後期試験でT高校を受験するのもよく聞く話なのでまったくもって肩身の狭いわが娘。

それでも難しい宿題は皆さんと同じなんですね。
本当に可哀そうでした。



教訓!お試し受験はやめよう!



その後、娘はまだ慣れないながらも一緒に合格した同じ中学出身のお友達と電車とバスを乗りついで通学しています。

いずれ自転車通学に切り替える予定ですが(許可は取りました)


毎日宿題と翌日の予習を完璧にこなそうとするので
「時間が足りなぁ~~い」と嘆いています。

朝早く家を出るには早めに床に入るようにしないと翌日がつらいし、でも塾に行ったりした日は予習の時間が足りなくなってくるみたいです。


ま、慣れでしょうね。(笑)


でも新しい制服にも見慣れてきてちゃんと女子高生に見えてきた娘。

成績はともかく(期待はしないと決めた)機嫌良く、沢山の友達に恵まれるような3年間を送ってほしいなーと思います。


母は、この春「子離れ宣言」をしました。(笑)














2月のとある金曜日、キャラメルボックスの「夏への扉」を観て来ました。

「夏への扉」ってメジャーな小説らしいのですが、私はまだ読んでいません。
なのでまっさらなままの気持ちで観劇。

才能ある技術者が共同経営者(とその妻)に騙されて、自身の会社も開発途中のロボットもなくし、愛猫ビートだけを連れ「コールドスリーブ」して30年後に目覚めるという話。

コールドスリーブとは身体を4度Cに保ち仮死状態にして生きながらえさせる方法らしいです。


でも30年後の世界は・・・から始まるストーリーです。


原作がしっかりしているからか、すごくスピード感ある芝居なのに何とか着いていけました。
タイムマシンは出てくるわアンドロイドっぽいのは出てくるわで、あーここがキャラメルの原点なんだなぁって感じです。
この小説が成井豊氏のバイブルだったのかな?と。


役者は皆上手い人ばっかりなので観ていて安心できます。

猫がデカ過ぎるのもご愛嬌?(笑)

最後は上手くまとまって大団円。


たまにはこう言うのも悪くないですね。



で、「アプローズ」

いわゆる舞台裏の物語ですが、実は私この芝居「鳳蘭、毬谷友子」キャストで大昔に観てます。
確か梅田コマ劇場だったと・・・。


アンサンブルのダンサーさんにすっごく好みの人が居て、ファンレター書いたり、楽屋の出待ちして一言二言話した記憶があります。

その時に観た印象が「豪華!」だったのに比べ、今回は少人数のカンパニー。


でもそんなこと全く感じさせないパワフルなミュージカルでした。


まずマーゴ・チャニング役の前田美波里さん。
この人ほどマーゴにぴったりな女優さんはいないんじゃないかと言うくらい、大女優オーラ出てました。

気まぐれで淋しがりで、チャーミング。
スタイルもあのお年にして完璧!
歌は勿論お芝居すぱらしい。
これぞ舞台女優ですね。


それに引き換え元四季の女優さんらしい上田亜希子嬢。

歌も上手いんだけど、芝居もそこそこなんだけど・・・、あのマーゴに取って代わろうとするしたたかな娘にしてはパワー不足な感じが否めない。
もっと後半はギラギラしてていい筈なんだけど、さらっと流されて悪女って言うには力不足。

ビルもお歌は上手なんですが、歌が流れに乗ってない感じがしたのは私だけ?


元宝塚の女優さんがジプシー役のリーダーでしたが、動きに宝塚くささが出てて、いかにもな芝居が鼻につきました。

でも流石トニー賞を受賞している作品だけにエンターティメント感溢れるいい作品で、「あー久しぶりにミュージカル観たわ」な気分にさせてくれました。


ま、70%は前田美波里さんの力かも。


ロビーに演出をされてた「浜畑賢吉氏」がずっといらしてお客様とお話しされてました。

同じ役者さんの演出でも前に観た某役者さんとは違い力量を感じましたね。
「浜畑氏」に拍手!


じゃじゃ馬ならし

2010年11月17日 演劇
久しぶりにキャラメルじゃない「お芝居」を観てきました。

なぁんと私にしてはかな~~り珍しい「シェイクスピア」だよ。

以前、新神戸オリエンタル劇場で平幹二郎のシェイクスピアシリーズを続けて上演された事があって、「テンペスト」だったかな?を観に行って以来…かと思います。

今回はうちの姉と。この張る宝塚観劇でびゅぅした姉と(笑)いきなりシェイクスピア。
大丈夫か?とは思ったものの、タダチケットをGET!したのは姉なもんで、そんな事情関係なくシェイクスピアでびゅぅです。


何かとわだいな市川亀次郎氏がキャサリン役(女役)だったのですが、チラシの写真の違ってかなり顔でかっ!なお方でした。
でも流石に歌舞伎の女形だけあって身のこなしとかとっても綺麗でした。

筧さんはハイテンションで膨大な台詞をとうとうと口から吐き続ける、とってもエネルギッシュな方に見えました。
この方の迫力にはもう誰もかなわなーい。

月川悠貴クン…、って正直ダレーーーー???でしたが、とっても可愛かったです。
なんか蜷川さんのお芝居にも出てはるらしいけど、やっぱりダレーーーー???の疑問は解明されませんでした。


ま、なんにせよ皆さんお芝居上手な人ばっかりですごく楽しめました。

実力って大事。
基礎って大事。

基本的なとこが出来てる人は見ていて安心します。


続きは後で。 

恒例キャラメルボックスのクリスマスツアー。
今年は豪華メンバーで「サンタクロースが歌ってくれた」です。


なんと言っても今回の話題は昨年退団した有名俳優の「上川隆也」氏が自ら提案したという、西川氏、近江谷太郎氏、上川氏と言う、初演時と同じメンバーでの再演。

芥川を劇団看板男優の西川氏、平井太郎(後の江戸川乱歩)を上川氏、そしてある意味一番美味しいと思われる菊池警部をこれまた退団した近江谷氏で演じています。

いやぁ~~~!
ファン暦が長い者にとってもはもう涙モノの配役ですよ。



ただ…、年齢設定が芥川が25歳、平井太郎が23歳だっけな?で、現実のお二方とはもう20歳以上の年齢の開きが…。^^;
まっ、気にならないといえば気にならないのですが、セリフのその辺りもくすぐったセリフもあったりして苦笑モノですね。


で、感想は…と言えば、やっぱり

「楽しかった!」

この一言に尽きるでしょう。



映画から登場人物が飛び出してくる面白さ、芥川、平井太郎それぞれの心中、ミツの苦悩、色んなエピソードがおもちゃ箱の中のようにごちゃ混ぜになっているようで、それでいてちゃんとストーリーは流れていきます。


この公演は先の公演が若手中心だったせいもあり、スケジュールの問題でベテラン俳優陣が多い!
だからちょっと無理がありつつも(若い女の子役もベテランが…)安心してみていられます。
勿論生物だから100%はないし、むしろ120%や200%は存在するかもしれない。
そして観客の受けて側ひとりひとりによってもその感じ方は変わりますもんね。
私にとっては最高の(少し早い)クリスマスプレゼントでしたが。


ま、あえて言うなら警官役の三浦君は声が割れて聞き苦しいかな。

でも奥様との二人芝居はやっぱり楽しい!
「南極へ…」のくだりはやっぱ笑えました。

更に、更に力をつけて、その「くどいキャラ」を持ち味に頑張って欲しいです。


再演なのでストーリーも知ってるし、DVDも持ってたりするので、
「今回はやめとこっかなー」と一時は思いましたが、やはり観て良かったです。
お安くチケットを譲ってくださった方に感謝!

ずっと腰痛に悩まされていて、前日もカートにすがるようにして買い物に行っていたのにも拘らず、2日経った今日現在、腰痛はうそのよう引いています。
アレはストレスから来る腰痛だったのか?と思うほどです。(笑)

やっぱり私の元気の元はお芝居!
今後も積極的に出かけよう!



次回は「じゃじゃ馬ならし」。
市川亀之助氏を観て来ます。


はい、キャラメルボックスの春公演です。


今回はオケピでチケットGET! 
チケットを譲ってくださったKさんに感謝!


で、内容はと言うと、

ある年に新種の熱病が世界に大流行。
多数の死者はもちろん、熱病終息後に多数の「後遺症を抱えた」患者がいることが発覚。
後遺症とは記憶がスッポリ消えてなくなっているというもの。

無くした記憶は人により年数が違い、2~3年だけの者から30年ほどスッポリ抜け落ちている人間も。

政府は、抜け落ちた記憶と現実とのギャップを埋め、社会生活に適合できるよう矯正施設を作る。
つまり学校。
ソコには同じ16歳までの記憶を持つ大人たちが通っているという設定。



記憶は16歳でも身体は20歳も生徒もいれば45歳の生徒もいる。
奇妙な教室から話はスタート。

ネタバレなので詳しくは書かないが、記憶が30年抜けると
ある日16歳の自分に「貴方の妻よ」と言うオバサンと、「あんたの息子だよ」と言う、自分よりはるかに年上の兄ちゃんがそばに居るという状況になるわけで、確かにこれはキツイ。

主人公ナツカは、病気から回復し目が覚めると、両親は死亡し自分が27歳で広告デザイナーの仕事に就いて居た事を知る。
記憶と心は16歳のままなのに。
ついさっきまで16歳だったはずの自分が、27歳になっているとは・・・。

ここから無くした自分探しの旅が始まるのだ。


主役の實川嬢、随分上手くなりましたね。

以前観た「スキップ」と言う芝居でも高校生役でしたが、あの子が飛んできたんじゃないかと思うほど、身体は27歳、心は16歳の女性ナツカを演じていました。

キンキン怒っているような耳障りなセリフの言い方も治って、緩急つけた台詞回しが出来てました。

脇役をベテランががっちり固めているので、親子、兄弟の情感もたっぷり、芝居に厚みが出てます。

客演の有馬自由さんが前出のいきなりおっさんになってしまった16歳の高校生の不安、戸惑い、歯がゆさまで演じてらして面白いです。

それを見守る担任教師。
大内君、最後はそういう仕掛けかね、やるね~でした。


記憶はなくしても心の奥底に残った感動や感情は忘れていないのだと。
だから前を向いて生きていけるんだと思わせてくれる芝居でした。

そばにいるオバサンは知らなくても、オバサンと出会った時のときめきや感情、子供が産まれた時の湧き上がる嬉しさ、そんなものがあるから先の人生をともに歩こうと、歩き出す勇気がもてたのかなと思いました。


ちょっと重い話ですが(キャラメルお得意の冒険活劇ではありませんので)、こう言う題材も上手く物語にしてしまうとこ、成井さんらしいかなーと。


また新しいキャラメルの魅力を見つけました。

でもタイトルのバイバイブラックバードはこれでなくっても良かったんでない?(笑)


今回は「宝塚」でございます。

姉が某会社の招待券を当ててくれたので、今回は「宝塚初体験」の姉と観劇。

まずは姉を宝塚の駅まで到着させるのが第一関門。
もう「丸なげ」。
「で、私は何時の電車に乗れば良いわけ?」と待ち合わせの相談の電話の開口一番がこれだもん。
乗換えから時間調整からさせてもらいました。


で、霧矢大夢くん主演の「スカーレットピンパーネル」ですが、

すごくいい!です。


鬘がもう少しセンス良いとイイなーと思ったけど、やはり男役の経験を長く積んでるだけの事はありまして、身のこなし、歌、ダンス、芝居も文句なしです。

歌は特に声は良く出てるし、歌詞の一つ一つまでちゃんと聞き取れて気持ちいい!

2番手さんが悲しいくらい歌詞の聞き取れない人だったので、もうきりやんサイコーですわ。

2番手さん(ショーブラン役のお方)もう少し歌のレッスンしてね。
あんまりだわ。
ルックスは問題なく綺麗な人だけに、自分の力で何とかなる部分は頑張って欲しいですね。

きりやん・・・、身長はどうしようもないよね。


相手役の蒼乃さんだっけ、え~らい老けた感じ。
もっと若々しく作っていいんじゃない?

舞台女優って設定なんだから華やかさは必要だけど、あれじゃぁ酒場の女主人だよ。
じゃなかったら高級娼婦?

パンフ見たら素顔はとても可愛い。
お化粧とか鬘のセンスとか、更に更に精進して欲しいですね。

歌はとてもお上手でした。


全般的にお芝居の好きな方が多い組かなーと思いました。
色々自分で工夫してる感じが見て取れたし。

でも男役より女役さんの方が上手。
がんばれ!男役!


久しぶりにタカラヅカ~って感じの舞台でしたね。
このまま小さくまとまらずに花開いて欲しいです。


この公演は初舞台生お披露目公演だったので、ロケット(ラインダンスね)が迫力あってよかったです。
一昔前にくらべると難しいテクニックは使ってない感じはしましたが、まぁ彼女達のフレッシュな笑顔に頬も緩みますね。


あーーー、これでしばらく観劇の予定無し。

さみしやのぉ~~~~~。

マウストラップ

2010年5月10日 演劇
マウストラップを5月9日サンケイブリーゼホールで。


いやぁ・・・、酷かった。(=_=)

もう眠いわ眠いわ。
いわゆる「犯人探し」モノなんですがねー、犯人バレバレ^^;

あと演出が酷かったーーーー。


ひとりひとり役者の力は充分あるのに、演出家が殺しちゃってるよ。

まず役者全員声がちゃんと出てるし、殆ど(つーか一人を除いて)台詞もちゃんと届く。
これが出来てない劇団のなんと多いことか、なのでまずは及第。


アガサ・クリスティ原作なんだけど、なぜかこの芝居ちんたらちんたら進む。
どうでもいいような会話多すぎ!
演出家の意図なんだそうだけど、その無駄がスピード感を奪ってしまってることに気づけよ!

また嫌味なくらいのオーバーアクション多すぎ。

すっきりタイトにまとめた方が絶対役者の個性を活かせると思うんだけどな。


まぁ前半半分くらい目を閉じてました。(かったるいんだもん)

後半は犯人探しがちゃんと進むんで起きてたけど、途中から人物の性格が豹変しちゃっててもう笑うしかない。
犯人さん、精神に異常をきたしてるって設定なんだけど、それにしては前半がまともすぎるもん。
後半で破綻しちゃってるんだけど、これ無理ありすぎると思うな。
精神に異常をきたしてるってのが本当の姿なら、前半の緻密な計算ずくの行動に説明が付かない。
破綻してたらアレはできないよ。

ここがまず上手くなかった。


あと、夫婦が犯人が捕まったあとでそれまでの伏線である不可解な行動の説明をするんだけど(お互いに嘘ついて実はロンドンに行っていたという)、あの明るさはないでしょう。
結婚記念日の贈り物を買いに行っていたってオチなんだけどね、人ひとり殺された自分たちのゲストハウスで、それもさっきまで奥さん犯人に拳銃突きつけられてたのに(それも自分の過去に犯した不幸な事情のせいで)、いきなりキャッキャはしゃいでプレゼント交換はないと思うワー。

ここもつじつま合わないっちゅーか納得できない。

矛盾だらけのこの芝居、再演って言うから驚きだわ。


キャストはいいので、次回は演出家を変えてやった方がいいと思います。

どっぷりナルな性格の演出家さんはもうイイ!

ちなみにこの演出家さん、某大物俳優さんです。(笑)







前編を見ちゃったんで、やはりここは後編も・・・と、娘と一緒に観て来ました。

5月1日は「映画の日」らしくエビバデALL1000円(^^)v

旦那に送ってもらってイザ・・・。


前編を最近TVで放映していたせいか、覚えていたのが幸いでした。
後編にすんなり入って行けます。


こうへんは「のだぁめちゃぁ~ん」(ミルフィー風に)がお話の主役です。


頑張っても頑張ってもうまく行かない時もある。
早く千秋先輩に追いつきたいのに、すべてが足踏みしてるように思える。
(本当はきちんと次に進めるようにとの先生の思いがちゃんとあるのにね)

そんなのだめちゃんの焦りがよく伝わってきます。

一番千秋先輩とやりたかった曲をソン・ルイに先を越されちゃったのは、やっぱり絶望的ショックだよねと。


そんなのだめちゃんを今回は千秋先輩が追いかけます。
一緒に音楽を続けていくパートナーとして、やはり先輩はのだめちゃんを選んだのね。

思いがけない方向に流されていくのだめちゃんを先輩が追いかける姿も見ものです。

あと、いつも間にかのだめちゃんと千秋先輩は「ムフフ」の関係になっていたのですね。(笑)
二人のさりげないKISSシーン(IN炬燵)も素敵です。


二人の舞台での共演はお預けだけれど、なんだかほわりと幸せな気分になれました。
すべてが前向きって言う感じかな。


のだめちゃんと千秋先輩に幸あれ~!

藤沢周平原作っていうんで観て来ました。


元々短編らしいんでかなり膨らましたんでしょうねー。

でもしっとりしたいい映画でした。


主役の北川景子、別嬪さんなのに表情が硬い!
もっと色んな表情が出来ると、もーーっと魅力的な主人公になると思うわ。
お堅い性格(一途って言うか、生真面目って言うか)の役なんだろうけど、それでも人間生きてりゃ笑うし、怒るし、ボォ~~~っともするよ。
その場面場面に合わせて生きてる「以登」を演じて欲しかった。

でも殺陣はすっごく練習したんだろうねって位かっこ良かったですわ。
立ち姿も「凛」としてて、彼女の魅力が出てました。

所作は・・・、お勉強しましたってのが丸見え。
もっとナチュラルにさりげなく動いて欲しいわ。
障子の開け閉めだって武家のお嬢様だって毎日やってるんだから、先ほどお茶のお作法で覚えました的な動きがヤダ。


あーー、そこへいくと思いっきり役を膨らませた感のある甲本雅裕だっけな?がすっごく良かった。

終盤まですっごくあつかましい許婚なんだけど、そっと以登を包むような「包容力」を演じてくれました。
ボンクラだと思ってたら結構できる奴やったやん!な終わり方がとても素敵。

あとナレーションの藤村志保がもう言いようなく素敵。
目に浮かぶような話し方なのね。

憧れの女性ですわぁ。


平日レディースデーだってのにおじーおばー ご高齢の方々が多くてほぼ満席。

でも映画観に来てるんだから、「いびき」は許せんぞよ。
あと、携帯のバイブ音があちこちで「ブ~」「ブ~」(ピキッ)

おじい様、ちゃんと携帯は切ってね!
キャラメルボックスのハーフタイムシアター
「ミスダンデライオン」「南十字星駅で」(サザンクロス駅で)
2本立てを観て来ました。

「ミスダンデライオン」は4年ぶりの再演、「南十字星駅で」は新作です。


クロノス好きはやっぱり観なくちゃ…な演目ですよねー。
初日から2日目の金曜日、朝からハーフプライスチケット取りに並んで、チケットゲット!
割と後ろっぽい席でしたが、サンケイブリーゼは観易いからOK!

並んでる間にちょっとした出来事があったのですよ。

私は列の4番目。

ぴあのお知らせボードに
「ハーフタイムシアターのチケットは続き券ではありません。2作品お求めの方は2作目のチケットは一番後ろの並びなおしてお買い求め下さい」
と書いてあります。

うっ!
めんどくさーーーーーーー!!!

私の後ろには続々と列が出来とんのにぃ。


ここでオバサンの悪知恵。

話したりしているうちに仲良くなった前4人。
そこで一番前に方に囁きます。

「お互いがチケット2枚買って分け合いません?」と。

つまり最前列の方が「南十字星…」のチケットを2枚購入。
私は「ミスダンデ…」を2枚購入。

で、チケットをお互いに一枚ずつ交換。

私の前お二方は1作品ずつ購入だったらしいので、ちょっと私の分が順番飛ばしっぽくなっちゃうのでソコはご了承頂きました。

あー、おばさんって怖い物なし。(笑)


で、お芝居は…、
「ミスダンデ…」はW岡田の芝居で文句なし!
支える脇の方の芝居も巧者さんばかりで安心して気分よく見られました。
やっぱこの「ミスダンデ」は大好きな作品です。
やっぱり泣いちゃうよ。

「南十字星…」は西川氏の秀逸なお芝居でやはり文句なし。
49年前に飛ぶ方法を思いつくくだりはもう少し丁寧に描いてもらいたかったかなーとは思ったけど(唐突過ぎだろと)、他をもっと深くやりたかったんだと解釈。

最後にちゃんと戻ってこれて、そして助けられた人に会えた場面でやっぱり涙ポロリ。。。
ここら辺上手いなぁ。

じーちゃんが主役の芝居って少ないだろうけど、西川氏だから上手く回っていくんだよね。
クロノスシリーズの重要な軸となる「野方」を演じ続けているからこその違和感のなさ。
初作からのエピソードも満載で「クロノス」ファンにはたまらないお芝居でした。


なんだかんだ言って私はこの劇団を20年も応援し続けています。

役者さんもどんどん若返っていく中でターゲットを若い人に絞った作品作りになるかと思いきや、ちゃぁんと私たち古いファンも一緒に連れて行ってくれる作品作りをしてくれるこの劇団の芝居が好きです。

25周年おめでとう。

これからも一緒に走っていけたらいいな。
遅れないように私も自分をブラッシュアップしようと心に決めました。




のだめ、の映画を観てきました。

珍しく娘と観たい映画の趣味が一致。
久しぶりの母娘デートになりました。


のだめちゃぁ~んはTV版同様、はじけちゃって可愛かったです。
千秋せんぱ~いは更にクールに、また顔のラインがすっきりした感じ。

ストーリーはTVのノリで作っちゃってますね。
でもロケがめちゃ豪華なのでここら辺予算の違いかなーと。

完結編の前編(めんどくせーよ)なので当然後編も一緒に作ってました。
次作も観に行く予定。


TV番好きな方には楽しめる映画です。
観てねーよっ!な方には“予習”をおススメいたします。
「僕の初恋を君に捧ぐ」を観て来ました。

ダダ泣きかなぁと想像していたけど案外ホロリホロリ(;;)で済んだ。
それでもタオルハンカチは必須でしたな。^^;

岡田将生クンが可愛くてしょうがない!
井上真央ちゃんは体当たりって感じのお芝居が好き!

「僕の恋愛にはタイムリミットがある…。」

このフレーズだけでもホロリと来るのに、その後
「僕たちの恋愛にはタイムリミットがある…。」
に直されたらもうアカン。



ただドナーの兄ちゃんと友達である必要も、そのドナーが同じ病院にいるのも「ありえへんわー」な展開だったのが不満。
知らん人間でやっぱり親が提供を拒否してきた方がリアル感があって良いかもー…と、うちのおっちゃんと話しました。(おっちゃんと観て来た)


リアルに恋愛できる年齢じゃなくなってきたからか、こう言う映画が好きになってきた。
疑似体験ってヤツ?(笑)


良いね、若いって。

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