お誕生会♪
2001年6月12日今日は幼稚園で6月生れの園児の「お誕生会」があった。
このお誕生会にはその園児の親も招待される、と言うか、行かざるをえない状況になっている。
園児一人一人が小さなアレンジされたお花を持ち「お母さんありがとう」と言って、母親のもとに渡しに来ると言う演出がなされているので、渡す親が居ないのはやはり具合が悪いのである。
ま、当然来られないお母さんも居られる訳で、そういう場合はおばあちゃんなり、じーちゃんなりが代役として駆り出されるのが普通らしい。
今月は我が家にも招待状が来た。
旦那さんが仕事と言う事で、母親の私が(普通はそーだよな)出席した。
ところが、夕べ娘がえらい事を言い出した。
「お母さん、明日着物で来てね!」←娘
「え?着物?」←私
「うん、着物で来て!」←娘
えー!みんなジーンズとかラフな格好で出席する「お誕生会」だぞー。
そこに着物で行ったら目立つに決まってるじゃないか。
いくら私が着物好きと言えども「TPO」と言うものくらいはわきまえているぞ。
しかし頑として娘は着物と言って譲らない。
「目立っちゃうしねー」とか言っても、「いいじゃん」の一言で片付けられてしまった。
そうなるとこっちは色々と娘に我慢をさせていると言う負い目もあるし、出来ない事が多い中で、出来る事は最大限してあげようと自分の中で決めていると言う事もある。
と言う事で、またまた着物でお出掛けと相成った。
朝、娘を送り届けてから急いで化粧をし、身支度をした。
なにせ時間が無い。
9時40分までには園に着いていなければならないと言うのに、着物では自転車に乗れないのである。
ここが着物の泣き所だー。
徒歩での園までの所要時間も考えに入れて時間を逆算し、着付けに使える時間はきっかり40分まで。
普段ならなんてことのない時間だが、お太鼓結びでは仰々しすぎると考えて、もっとカジュアルな半幅帯の帯結びにしたのだが、これが新品の半幅帯&初めてする結び型だったので、ちょっとハラハラものだったのだ。
半幅の帯は帯揚げも帯締めもいらないし、簡単な結び方が多いのだが、びみょーな加減で粋にもださださにもなってしまう。
とりあえず結び終え支度はしたが、どうにも自信が無く、普段は滅多に話をする事さえ少ないお向かいさんに頼み込んでチェックをしてもらったくらいだ。
御向かいさんの「OK」と言う言葉を背に、やっとお出かけとなった。
で、幼稚園での反響は・・・と言うと、予想通り、
「この園を開いて40年、着物でいらしたのはミュウさん貴方が初めてです」と言うありがたーいお言葉だった。(涙)
でもその言葉のあと、園長先生は優しく
「子供は自分のお母さんはいつでも一番綺麗でいて貰いたいと思っているものなんですよ」
「お母さんが綺麗にして来てくれる事は、子供にとってとても嬉しい事なんです」と言って下さった。
ま、ナイスフォローと言うところか・・・。
娘は私を見るなり走って飛びついて来てくれた。
これですべて今日の私の苦労は帳消し、努力は報われたと言う事だろうか。
やっぱり親なんだね、私も。
しかしやっぱり浮いていた事に間違いはないだろうな。
おまけに鼻緒ずれが痛い・・・。
でも、「ま、いっか」なのである。
このお誕生会にはその園児の親も招待される、と言うか、行かざるをえない状況になっている。
園児一人一人が小さなアレンジされたお花を持ち「お母さんありがとう」と言って、母親のもとに渡しに来ると言う演出がなされているので、渡す親が居ないのはやはり具合が悪いのである。
ま、当然来られないお母さんも居られる訳で、そういう場合はおばあちゃんなり、じーちゃんなりが代役として駆り出されるのが普通らしい。
今月は我が家にも招待状が来た。
旦那さんが仕事と言う事で、母親の私が(普通はそーだよな)出席した。
ところが、夕べ娘がえらい事を言い出した。
「お母さん、明日着物で来てね!」←娘
「え?着物?」←私
「うん、着物で来て!」←娘
えー!みんなジーンズとかラフな格好で出席する「お誕生会」だぞー。
そこに着物で行ったら目立つに決まってるじゃないか。
いくら私が着物好きと言えども「TPO」と言うものくらいはわきまえているぞ。
しかし頑として娘は着物と言って譲らない。
「目立っちゃうしねー」とか言っても、「いいじゃん」の一言で片付けられてしまった。
そうなるとこっちは色々と娘に我慢をさせていると言う負い目もあるし、出来ない事が多い中で、出来る事は最大限してあげようと自分の中で決めていると言う事もある。
と言う事で、またまた着物でお出掛けと相成った。
朝、娘を送り届けてから急いで化粧をし、身支度をした。
なにせ時間が無い。
9時40分までには園に着いていなければならないと言うのに、着物では自転車に乗れないのである。
ここが着物の泣き所だー。
徒歩での園までの所要時間も考えに入れて時間を逆算し、着付けに使える時間はきっかり40分まで。
普段ならなんてことのない時間だが、お太鼓結びでは仰々しすぎると考えて、もっとカジュアルな半幅帯の帯結びにしたのだが、これが新品の半幅帯&初めてする結び型だったので、ちょっとハラハラものだったのだ。
半幅の帯は帯揚げも帯締めもいらないし、簡単な結び方が多いのだが、びみょーな加減で粋にもださださにもなってしまう。
とりあえず結び終え支度はしたが、どうにも自信が無く、普段は滅多に話をする事さえ少ないお向かいさんに頼み込んでチェックをしてもらったくらいだ。
御向かいさんの「OK」と言う言葉を背に、やっとお出かけとなった。
で、幼稚園での反響は・・・と言うと、予想通り、
「この園を開いて40年、着物でいらしたのはミュウさん貴方が初めてです」と言うありがたーいお言葉だった。(涙)
でもその言葉のあと、園長先生は優しく
「子供は自分のお母さんはいつでも一番綺麗でいて貰いたいと思っているものなんですよ」
「お母さんが綺麗にして来てくれる事は、子供にとってとても嬉しい事なんです」と言って下さった。
ま、ナイスフォローと言うところか・・・。
娘は私を見るなり走って飛びついて来てくれた。
これですべて今日の私の苦労は帳消し、努力は報われたと言う事だろうか。
やっぱり親なんだね、私も。
しかしやっぱり浮いていた事に間違いはないだろうな。
おまけに鼻緒ずれが痛い・・・。
でも、「ま、いっか」なのである。
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