診療所再開

2001年7月2日
土曜日の昼頃電話が掛かってきた。
ずーっと鬱病の治療に通っていた診療所から。

2週間ほど前、急に診療を休んでしまい大変困ってしまい、急遽ネットで探した心療内科で薬をもらったと言う経緯がある。

月曜日から診療を再開しますとのお知らせだった。

聞けば、先生が事故で入院されていたらしい。
それなら急な診療休止も止むを得まいと納得した。

今悩んでいるのは、またその診療所に通うか、それとも折角上手く付き合えそうになりつつあった心療内科の慶子先生のところに通うかと言う事。

只の風邪とか体の不調なら、病院を変わるのはたやすい事かも知れない。
患者には医者を選ぶ権利があり、それは少しもおかしな事ではないと思う。

しかし病院を変えるに当たって、私にはちょっと面倒な手続きが必要なのだ。

精神保健法32条。

精神病患者の医療費の負担を軽くしてくれる、ありがたーい制度である。

私は申請が通り、このありがたーい制度の恩恵に与っていて、以前の診療所で治療を受ける限り治療費はすべて無料になる。
つまり窓口で一切お金を支払わなくていいのだ。

もちろん病院を替ってもその32条の適用は受けつづけられるのだが、「患者票」と言うものを異動しなければならないらしい。

新しい病院で治療を受ける場合、この患者票が移されるまでは医療費を払わないといけないわけだ。

これがどうも面倒くさい。

診療所の先生との関係も上手くいっていたので、なんとなく義理みたいなものを感じるところもあるし、でも慶子先生も同じ女として話しやすいと言う良さもある。

困った・・・。

戦争に行った恋人待つ女の所に、恋人の戦死の公報が届き女は絶望するが、そこに優しく手を差し伸べる男が現れ、女はその男と人生を共にする決心をする。
そこに戦死したと思っていた恋人がが無事に戦いから帰ってきた事実を知って悩む女。

以前良くやっていた昼メロに良くあるパターンだ。

今の私はこれに似たシチュエーションとだと思っていただきたい。
2人の男の間に立って悩んだと言う経験は、残念ながらさっぱり、まったく、ぜんぜん無いが、
「う〜ん困っちゃうー!」と言う感情は同じかもしれない・・・。
ち、が、う、か?・・・。

先生が無事で本当に良かったと思うけれど、でもでも・・・なのである。

う〜ん、困っちゃうー!

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