明日は運動会。

2001年11月2日
さて、母親の私がほけほけと遊びこけている間、娘は幼稚園の延長保育やらお留守番やらだった訳で、こんな母親を一体どんな目で見ていたのだろうか?

「お母さんが元気なのは嬉しい。」
「でも放って置かれるのはちょっと面白くないなぁ」

こんなところだと想像してるのだが、読者の皆さんはどうお思いになるだろうか。

放蕩を続ける母親に神様のバチがあたったのか?
水曜日の夜中、娘が熱を出した。

以前より「軽い気管支炎」と医者に言われていたので薬だけはきちんと飲ませてはいたのだが、効き目がなかったのか、とうとう38度2分の熱。

翌日からまたもや病院通い。
抗生物質を変えてもらい、新たに炎症を抑える薬やらが増えた。
たったそれだけで「漱石」が2枚ふっとんで行った。よよよ。。。。(涙)

それと娘の発熱で起きた問題が一つ。

この日私も「心療内科」に行かねばならなかったのだ。

かと言って熱を出した娘を一緒に連れて行くわけにも行かず、しかし手持ちの薬は底をついている。

「心療内科」はいつもお待ちの時間が長く、それは娘がかろうじて一人で留守番できる時間30分をはるかに超える。

う〜〜〜〜む・・・、どうしたものか。

ピカァ〜☆(ピカチュウかいっ)
ひらめきっ!

そうだ、娘の病院の先生に処方箋を書いてもらおう♪

あらかじめ娘の薬を貰う調剤薬局にTELして「デプロメール25mg」「デパス0,5?」が置いてあることを確認。

そして娘の診察のあと「先生、お願いがぁ〜」と、さも子供が不憫で・・・ってな顔をして頼むと、あっさり鬱病の薬の処方箋を書いてくれた。うしうし。

いつもは精神保健法32条の適用を受けていてただで手に入れている薬。
しかし今回はそれに身銭をきらねばならなかった。

またもや「漱石」2枚が飛んでった。よよよ。。。。(涙)
でも、ま、薬がきれて鬱になるよりはましか。

しかし悪い事ばかりと言うものでもなく、熱を出した当の娘は可哀想だが、
「娘の発熱」というアクシデントはここ数日来の私の悩みをあっさり解決してくれた。

11月3日は雨で延期になった幼稚園の運動会の振替日なのだが、朝の時点で娘はまだ微熱があった。
なるべくなら無理をさせないほうが良いに決まっている。

しかし2ヶ月近く前から練習してきた「おゆうぎ」をお披露目出来ないのは、本人もかなり悔しいらしく「絶対に運動会に行く!」と言い張っている。

親としても年に一度の運動会、出させてやりたいし頑張って練習したという「おゆうぎ」も見てみたい。

で、今度は幼稚園にTEL。

「まだ本調子ではないので、娘の出番のある午前中だけ運動会に出て、昼には帰しては貰えないでしょうかー?」
「娘もすごく頑張って練習したと言うので、是非とも「おゆうぎ」だけでも出させてやりたいんですよー」
今度もちょっと泣きを入れ気味にお願い。

「そうですよねー、○○ちゃん頑張ってましたもんねー。」
「解かりました、結構ですよ」
OKが出た。

これで娘のおゆうぎは見られるし、弁当は作らなくていい訳だ。

そうである。
わたしの悩みとは「運動会の弁当をどうするか」という、普通のお母さんならなんということもない問題だったのだ。
しかし鬱病患者に良くある「完璧主義」という性格を持つ私には、運動会のお弁当は「素晴らしいお弁当」でなくては許せないのだ。

でも私の心と体はそんなに頑張れないー。へなへな。

そこに運動会早退という美味しい道がふっと現れたのだ。

娘はおゆうぎに参加でき、母は弁当を作らずに済む。
美味しい。美味し過ぎる・・・・。

これが上手くいくかは明日のお天気次第だが、「災い転じて福を成す」ことをひたすら祈っている罰当たりな母である。

頼むー、晴れてくれー!

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