金欠

2002年2月1日
金がない。

まぁ元々専業主婦&病人なので収入がなくて当たり前なんだけど、使う方はいっちょ前に使うもんで当然行き詰まってくる。

私は半年に1度旦那に小遣いを貰っている。今までは何とかそれででやりくり出来ていたのだが、道楽が着物となった今ではそんなもん屁のツッパリにもならない。
うん十万うん百万の世界であるのだから、庶民の私が足を踏み入れた事自体間違いってもんだ。

それでも何とか遊んで来られたのは、リサイクル着物屋と言う商売があるから。
着ない人間にとってはタンスの肥やし、無用の長物なのだから、それを売って頂いて「貴方は懐が潤う」、「私はたんすが潤う」、で良い関係が出来ているのである。

しかしそんな良い関係もそうそう続けられるわけはない。
小遣いもいつか底をつく。

ならどうするか・・・?

日が沈み暗くなってから、風呂敷に着物やら時計やらを包んで人目を避けて質屋に行く、と言う手もあるだろうが、さすがに・・・。

第一、昨今の質屋は質屋と言う名の高級ブランドショップだったりするから、質草持って金借りに行く人も少なかろー。

それに金目の物が極端に少ない(つまり貧乏)我が家、売るものもない。

あふれているのは嫁がうらうらと呆けて買った着物ばかり。

そうだ!ならそれを売っちまおう。
と言う事で「着物のリサイクル店」へ。

リサイクル店で買った着物をまたリサイクルに持っていってどうするんだって?
へへへ、持って行くのは市で買った安物だよ。

2000円ほどで買った着物に15000円の値が付くのが着物の不思議なところ。
もちろん委託料50%はもってかれる。(泣)
しかしそれをさっぴいても全部売れれば25000円位の小遣い銭はできる。
嬉しい♪

もちろん売れれば、の話だが。

それでもタンスがすっきりすると言うメリットはある。
色々市やらなにやら行っていると、どーしようもないものが何となく貯まってタンスの底板を圧迫しているのだ。
着もしねーもんをどうして買うのか自分でも謎だ・・・。

とにかく一応その時点では我が家のタンスのすっきり片付くわけだ。
たとえそれが一瞬であるにせよ。(笑)

昨日もまた羽織を2枚、道行きを1枚買った。ははは。

でもそれで自分自身が楽しければいいのだ。
だって私病人だもん。

これを勝手病と言う。(第2説)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索