厄介な生き物

2002年5月5日
見舞いから帰ってから間もなく、我が娘「バブ」が熱を出した。

明け方に体を触るとかなりほかほかだったので、きっとあの時点では38度以上はあったと思う。

体温計を差し込んで起こしてしまっては可哀想なので、本人が目を覚ますまで待ち、朝になってから測ると37度5分。

しかし本人いたって元気。

しかも発熱以外に症状は無く、
「ん?風邪かぁ?」
「咳も無いし、鼻も出てないぞぉ?」
「んー、まっ取りあえず寝てなさい」

いい加減な母親である・・・・。

その次の日の夕方、仕事から帰ってくるなり「しんどい」を連発する旦那。

「体がだるいよ〜」
「あーしんどい」
「なんでやろー?」
「ふとん敷いて寝る〜」
「熱測ってー」

もううるさい、うるさい!(怒)

仕方なく体温計を脇に差し込んでやると・・・、
・・・「ん?37度ぉ?」

うりゃ〜〜〜〜〜!!!
怒り爆発。

「こんな熱でしんどいしんどい言うなっ!」
「子供よりうるさいやないけ」
「男ならおとなしいに黙って寝とかんかいっ!」


5歳児より熱に弱い42のおっさん。
かなり厄介な生き物である・・・。

その日1日「薬はないか?」だの「喉が渇いた」だの大騒ぎして、10時過ぎには娘の世話をすべて私に押し付けて床に就いてしまった。

私は娘を簡単に風呂に入れ、歯磨きをして寝かしつけた。

と・・・、12時過ぎに旦那、
「寝られへーん」。

うりゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!
「知るかいっ!」
「おとなしいに目えつぶっとったら寝られるやろー」
「子供なやいんやから、そんなんいちいち言いにくなーっ!」

再び爆発・・・。

旦那ぽつり、
「もっと優しいにしてくれてもええやん・・・」


嗚呼、私はこのままだとこの厄介な生き物と老後を過す事になるのか・・・。

この人が寝ついたらどんな事になるんだろう?
きっと一日中家族をしょうもない用事で呼びつける厄介なじじいになるに違いない。


「やはり緑の紙は用意しておいた方が良いかも知れない」、と考えるこの頃である。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索