ハードな1日。

2002年6月22日
昨日は幼稚園でお誕生会があった。

6月のお誕生会には6月生れの園児の親も招待される。
招待たってなー・・・、行かなきゃ子供が不憫な思いをするってのは招待じゃないんじゃないか?


さてお誕生会。

ちょっとだけ遅れて着いた本堂では、園児たちがきちんと正座してお誕生会が始まるのを待っていた。

私はこんな時にも着物を着ていくので、はっきり言ってかなーり目立つ。

年長の子供は私がバブの母親だと一目で解るようで、あっちこっちから「バブちゃんのおかーさーん」とお呼びが掛かり、ちょっとした有名人気分であった。(笑)

で、誕生月の園児入場。

誕生月の子供は頭に王冠(先生お手製)を被らされて一列にこちらを向いて並んでる。

手には小さなアレンジメントされた花篭。

そして先生が一人一人「名前」と「何歳になったか」をマイクで聞いていくが、年長さんは「大きくなったら何になりたいか」もプラス。

わが娘、「大きくなったらケーキ屋さんになりたいですっ」だと。

「大きくなったら父の後を継いで電気工事業に・・・」とか、
「やっぱタカラジェンヌでしょう!」とか、ウケに走らんかいっ!
関西人やろがっ!

ま、まだ6歳じゃ無理か・・・。(むちゃくちゃ言う親)

そんでもって手に持った花籠を「いつもありがとう」とか言って親に渡しに来るのだ。

その次は手作りクッキー。(母親の顔を作れといわれ嫌々作ったに相違ない代物)

そのまたお次は先生手作りバースデーカード。

※この仕掛け一杯バースデーカードの中には「親からのメッセージ」という紙が仕込まれていて、それは前もって書いて先生に渡しておくのだが、親は競うように凝った作りにしてくるので、毎年これには苦労する。


これらをいちいち親に渡しに来るので、仕事などの事情で親が来られない園児は、見ているこちらの方が不憫に思えてくるほどである。

招待ではないと私が言うのはこういう理由で、
「こいよ!」と言われているのと同じである。

だ・か・ら・嫌なのよ!幼稚園の行事は。


その後歌のご披露やら先生のお芝居やらがあって、お誕生会はお開き。

お誕生月の子供だけは親と2ショット写真を撮ってもらい、お母ちゃんは放免となる。(笑)

あーしんど・・・。

家に帰り着くともう暑くて暑くて着物なんて着てらんない気分。

午後には友人と京都の東寺さんの市に行く約束をしていたので、着物のままの方が良かったんだけれど、とても我慢できずTシャツに綿パンに着替えてのお出かけとなった。


東寺さんは毎月行きたいほど好きな市。

昨日は残念ながらビビビとくる着物には出会えなかったし、途中でぱらぱらっと雨が落ちてきて露店が急いで店じまいをし始めたので、ゆっくり見て回ると言うわけにはいかなかったけれど、やはり友達と出かけるのは楽しい♪

それでも新品の帯2本と浴衣地をGET!


夕方になり、店がみんなはけて閑散とした境内の中で、まだ一生懸命着物を畳んでいる店発見。

友人は店主殿と顔見知りらしく、店じまいを一緒になって手伝った。

ほとんどはこれでも商品か?と言うほど痛んだ着物ばかりだったけど、山のような着物を一枚一枚畳みながら世間話。

「これはなんやろ?」とか「この襦袢袖ないでー」とか、笑いながらのひと時が楽しかった。

静かな静かな時間。

最後に店主殿が「どれでも好きなん持っていってええで」と言ってくださり、遠慮なく浴衣と半幅帯を頂く。

友人も長着を2枚。

小さな幸せ。(笑)


それから閉門までの時間、お参りをしたり写真を撮って過した。

夕暮れの池にぽつんと一つ蕾の蓮を見つけ、なんだか嬉しくなってしまった。

私は信心深くもないし、どちらかと言えば罰当たりな人間だけれど、こういう雰囲気は良いなーと思う。

市の時にしか行かない東寺さんだけど、お寺って本来は静かにお参りするとこなんだよね。




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