BON
2002年8月13日今年もまた「人類大移動」の時期がやって来た。
もうすでに下りのラッシュのピークは過ぎたらしいが、上りのラッシュもあるんだよな・・・。
我が家も主人の母からお伺い電話が入った。
「具合悪いんかなと思ってな、ちょっと電話してみたんやけど留守やし、病院でも行ってるんかと思ったわ」
ま、話の始めはこんなもんでしょ、本題までが長いお方なので・・・。
「あーすみません、点滴しに病院行ってたもので」
こちらも応酬。
「やっぱりなぁ・・・、それで具合の方は・・・・」
以下省略。
とぉーーーーっても長いので。
「で、お父さん(息子の事ね)はいつからやすみなん?」
ほらおいでなすったぞ。
この時期に掛かってくる電話はいつもこれである。
盆の帰省時期と、何泊してくれるのかが気になって仕方ないらしい。
時期に我が姉からも同じ内容の電話が掛かってくるだろう。
待っててくれる人が居るのはありがたい。
でも今の私にはそれがとても苦痛。
でもそこに私の居場所はない。
甘えられる人はなく、くつろげる場所もない。
もちろん先祖の墓はそこにあるのだから、墓参りに行かないといけないのは解っている。
私もそこへは行きたい。
もう一箇所父親がお世話になっているホームに行ければ私はそれでもういい。
半日もあればすんでしまうこと。
後は所在ない時間が過ぎていくだけだ。
この町は私が幼稚園から結婚するまで過ごした懐かしい町のはずなのに、心はもう一つの町に向いている。
私が生まれた町。
日本海に面したとても小さな漁師町。
心はこの町に帰りたがっている。
誰かが呼んでいるような、引きずられるような感覚で。
墓はこちらの勝手で今の場所に移してしまったけれど、魂はまだみんなあっちにいるのかも知れないね。
ここが故郷。
友達の一人としていないけれど、住んでいた家は駐車場になっているけれど、今は疎遠になってしまった親戚しか居ないけれど、それでも故郷。
16日にはここで大文字の送り火を見たい。
もうすでに下りのラッシュのピークは過ぎたらしいが、上りのラッシュもあるんだよな・・・。
我が家も主人の母からお伺い電話が入った。
「具合悪いんかなと思ってな、ちょっと電話してみたんやけど留守やし、病院でも行ってるんかと思ったわ」
ま、話の始めはこんなもんでしょ、本題までが長いお方なので・・・。
「あーすみません、点滴しに病院行ってたもので」
こちらも応酬。
「やっぱりなぁ・・・、それで具合の方は・・・・」
以下省略。
とぉーーーーっても長いので。
「で、お父さん(息子の事ね)はいつからやすみなん?」
ほらおいでなすったぞ。
この時期に掛かってくる電話はいつもこれである。
盆の帰省時期と、何泊してくれるのかが気になって仕方ないらしい。
時期に我が姉からも同じ内容の電話が掛かってくるだろう。
待っててくれる人が居るのはありがたい。
でも今の私にはそれがとても苦痛。
でもそこに私の居場所はない。
甘えられる人はなく、くつろげる場所もない。
もちろん先祖の墓はそこにあるのだから、墓参りに行かないといけないのは解っている。
私もそこへは行きたい。
もう一箇所父親がお世話になっているホームに行ければ私はそれでもういい。
半日もあればすんでしまうこと。
後は所在ない時間が過ぎていくだけだ。
この町は私が幼稚園から結婚するまで過ごした懐かしい町のはずなのに、心はもう一つの町に向いている。
私が生まれた町。
日本海に面したとても小さな漁師町。
心はこの町に帰りたがっている。
誰かが呼んでいるような、引きずられるような感覚で。
墓はこちらの勝手で今の場所に移してしまったけれど、魂はまだみんなあっちにいるのかも知れないね。
ここが故郷。
友達の一人としていないけれど、住んでいた家は駐車場になっているけれど、今は疎遠になってしまった親戚しか居ないけれど、それでも故郷。
16日にはここで大文字の送り火を見たい。
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