藤沢周平原作っていうんで観て来ました。


元々短編らしいんでかなり膨らましたんでしょうねー。

でもしっとりしたいい映画でした。


主役の北川景子、別嬪さんなのに表情が硬い!
もっと色んな表情が出来ると、もーーっと魅力的な主人公になると思うわ。
お堅い性格(一途って言うか、生真面目って言うか)の役なんだろうけど、それでも人間生きてりゃ笑うし、怒るし、ボォ~~~っともするよ。
その場面場面に合わせて生きてる「以登」を演じて欲しかった。

でも殺陣はすっごく練習したんだろうねって位かっこ良かったですわ。
立ち姿も「凛」としてて、彼女の魅力が出てました。

所作は・・・、お勉強しましたってのが丸見え。
もっとナチュラルにさりげなく動いて欲しいわ。
障子の開け閉めだって武家のお嬢様だって毎日やってるんだから、先ほどお茶のお作法で覚えました的な動きがヤダ。


あーー、そこへいくと思いっきり役を膨らませた感のある甲本雅裕だっけな?がすっごく良かった。

終盤まですっごくあつかましい許婚なんだけど、そっと以登を包むような「包容力」を演じてくれました。
ボンクラだと思ってたら結構できる奴やったやん!な終わり方がとても素敵。

あとナレーションの藤村志保がもう言いようなく素敵。
目に浮かぶような話し方なのね。

憧れの女性ですわぁ。


平日レディースデーだってのにおじーおばー ご高齢の方々が多くてほぼ満席。

でも映画観に来てるんだから、「いびき」は許せんぞよ。
あと、携帯のバイブ音があちこちで「ブ~」「ブ~」(ピキッ)

おじい様、ちゃんと携帯は切ってね!

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