またまた餅つき

2000年12月9日
また餅つきに行ってきました。

今度は娘が通う幼稚園が経営している「保育園」の餅つきで、本来なら行く必要のない行事なんだけどね。
ちょっとしたいきさつがあって、行かざるをえなくなっちゃったのでした。

娘の幼稚園バスはこの保育園から出発する(車庫なの)んだけど、ある日気がつくとそこに
「お餅つき」のお知らせが貼ってあった。

私は友達と2人、何の考えもなく行こうかーって申し込みに行きました。

そのお知らせが、
「ポッポクラブ」と言う「未就園児の子供のサークル」のお知らせだとは全く知らず、
単に「楽しそうだなぁ〜」と思い申し込んだら、保育園の先生もあっさりと受け入れてくださった。

これがそもそもの始まり。

次の日、保育園の先生がひそひそ話をしていると思ったら、私のほうに近づいてきて、
「非常に申し上げにくいんですが・・・」と言い置いてから、
「今回の行事は、保育園の園児とポッポクラブの会員の為のものなので、遠慮して貰えないでしょうか」との事。

私の頭は???
でも先生のお話を聞いて
「どうも我が娘は会員にはなれないらしい事」、
「一般の子供を受け入れてしまうと、人数が増えすぎてしまい狭い園庭では危険な事」、
「幼稚園でもお餅つきがあるからそちらで我慢して欲しい事」。

これらの事はすぐ理解できたので、娘に行けなくなった事を話し納得させ、園の先生に知らずに申し込んだ事を謝って、この話はおしまいになった、
と私は思っていました。

がっ!
この夜、幼稚園の先生と保育園の先生、さらには園長先生まで巻き込んで激論が交わされたらしいのです。

一緒に申し込んだ友達の子供は、下に妹がいて(ポッポクラブ会員)、お姉ちゃんも行事に参加できるのに、同じ幼稚園に通ううちの娘が参加できないのはおかしいのではないかと言う話らしい。

結果、園長先生が
「同じ幼稚園の園児の中で、参加出来る子供と出来ない子供を作るのは、とても心が痛む」
と言うお話をされたそうで、
「それならいっそ地域の子供達の為の行事にしましょう」
と言うお話になってしまったらしい・・・。

次の日、また保育園の先生がいらして、行事に参加出来るようになった事、嫌な思いをさせて申し訳なかった事、などを話して行かれた。

幼稚園の先生からも、園長先生の判断で参加出来るようになった事などを聞かされて、
「あーそうなんですか、行っても良いんですね、ありがとうございますー」なんて言ったんだけど、
事情を知った以上我が家は、

「問題を起こした張本人!」として餅つきに参加せざるを得ない立場になっちゃったんですねー。

私の知らないところで話し合われた事でもあり、気にする必要はないとは思うんだけど、
一生懸命園児の事を考えて下さった、園長先生の優しいお気持ちを思うと、参加しないわけにもいかないでしょう・・・。

と言う事で親子3人雁首そろえて、餅つきに行ったという訳でございます。はぁ〜・・・

やっぱり今日も先生方に、
「嫌な思いをさせて申し訳なかった」と謝りに来られてまたまた恐縮・・・。

娘は喜んで、お餅を搗かせてもらったり、先生に抱っこされたりしてはしゃいでいたし、これはこれで良かったんだけどね。

でも水面下では色々あったんだよー、お嬢ちゃん!

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お気に入りに加えてくださった、みらいさん、堅さん。
どうもありがとうございます。
鬱病患者ですので(あ、みらいさんもね)劇鬱になったら書けない時もありますが、ご容赦願います。
これからも読んでいただけると嬉しいです。
鬱病と始めて医者に言われた時に、してはいけない事を幾つか言われました。

一、重大な事を決めない。
二、先々の事を心配しない。
三、自殺は絶対しない!

他にも色々言われたけど、健忘がひどくて忘れてしまった。(涙)

でも1つ心に引っかかっている事は、
「過去を振り返らない」と言われた事。

医者は、病気になった原因を探るのも良くないって言った・・・と思う。

確かに劇鬱だった時はそんな事考える気力もなかったし、その日一日を過ごすのがやっとだったから、たいして気にもとめてなかったんだけどね。

でもこうして日記を書けるまでになった事だし、過去を思い出して書き留める事で、
「どうして鬱病と言うものに取り付かれたのか」を考えてみたいと思うようになった。

カウンセリングを受けている人は、「臨床心理士」と言う人が病気の原因を探って、それを取り除くようにアドバイスしてくれるそうだけど、私はそのカウンセリングを受けてない。

近くにないと言う事もあるけど、最近まで「対人恐怖」があって、他人と同じ空間にいる事が耐えられなかったという理由から。

なんか本末転倒だよね。

本当はこういうのを治す為にカウンセリング受けるんだよね。

でも少しづつ自分がどういう性格で、何処が弱いんだろうって知りたくなってきたのは自分では前向きな事だと思うんだけどな、うん。

という事で、病気の始まりから少しづつ思い出して書き留めておこうと思ってます。

呆けが進んで自分が判らなくなった時の為に・・・と
違うわいっ!

忘れてる事も一杯あると思うけど、でもすこしづつね。

しかし「健忘」ひどくなってきたなー、急がなくっちゃ。

あ、やっぱり呆け老人みたい・・・。


お祝いお祝い!

2000年12月4日
「誕生日には外でご飯食べようね」と言って私を喜ばせてくれながら、言い出しっぺの旦那さんが風邪を引いて、延期になっちゃってた「外で晩御飯」。

やっとこさ連れて行ってもらいました。

私から催促しないと、
「そんな事も言いましたっけ~」と、とぼけられちゃうのが旦那さんのずるいとこなんだけど、
今回の事は、
「2つのこの耳でし~っかり聞いたわよー」って、許してあげませんでした。

だって私の誕生日のお祝いだも~ん♪

とはいっても子連れで入れるお店なんて高々知れてるんだけどねー。
一応「レストラン」と名前が付いてるお店に入りました。

焼きたてパンが食べ放題のお店で、しかも結構美味しいのでお気に入りの「神戸屋レストラン」。

もしかして全国にあるのかな?

フィレステーキが運ばれて美味しいねって食べだしたとたんに、娘の一声
「うんちー!」

ムードぶち壊しじゃん・・・。

幸いお客さんは、私たちともう一組しかいなかったから良かったけど、こういうのって周りに気を遣っちゃいますね。

まだ4歳なんだから仕方ないんだけど・・・。

久しぶりにきちんとオシャレして出かけると、気分も晴れるというもの。
外食が平気になったとは少し前の私からは考えられない事だなぁ・・・。
少しは鬱病も治りつつあるのかしら?

あと少し、あと少しと思いながらここまで耐えて来たけど、ようやく灯りが見え出した気分。
真っ暗なトンネルの出口は近くにあるんだろうか?
それとも灯りは見えても案外遠いものなのだろうか?

どちらにしても、吉永小百合さんの
「21世紀に持っていくもの」
の風呂敷の中に入れて行って貰わないといけないな、この病気。

また行きたいな「神戸屋レストラン」。

今度は2人っきりがいいなぁ、
ねぇ旦那様。

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お気に入りに加えてくださった「しずまるさん」。
ありがとうございます。
読んで下さる人がいる事が、書く張り合いになります。
これからもどうぞよろしく。

餅つき大会

2000年12月1日
今日は娘の幼稚園で「餅つき会」がある日。

昨日からそわそわしてたくらい、お餅好きな我が娘。

なのに今朝起こしたら元気がない・・・。

また風邪かいっ!っと思ったけど、熱は37度2分でちょっと高い程度だし、ファンヒーターの前にずーっと座ってたせいかな?とも考えられるしで、登園させるかどうか悩むところ、う〜ん・・・。

本人が絶対に「お餅つき」に行きたい!という気持ちを汲んで行かせる事に決めたけど、
「お餅つき終わったころにお迎えにいこうか?」
と尋ねたら、
「うん、来て・・・」
との返事。

パパさんに送ってもらって何とか登園していきました。

私は娘の事を心配しつつも、薬がなくなっていたので(命を繋ぐデパスちゃん)病院へGO!

いつものメンバーでいつもの点滴。
ここの患者さんたちともすっかり顔見知りになっちゃって・・・いいのかぁ?

点滴を終って診察を受けて、銀行の用事を済ませたら10時半。

もうお餅つきも終ってるかな?と思い幼稚園に行ったら、娘のクラスのお餅つきは終っていて、丁度「おぜんざい」が配られる所でありました。

先生に「調子が悪そうなので連れて帰るつもりで来た」ことを話すと、やっぱり娘は元気がなかったらしい。

「今おぜんざいを食べるところなので、食べ終わってから連れて帰ってあげて下さい」と言われ外で待っていようとすると、
「ぜひ中へどうぞ」と言われ、中で待たせてもらうことに。

と、「おぜんざい」が私の分まで(しかも大盛り)出て来るではないか。

おぉっ!いいのか?
私まで♪ うっそ〜♪

「沢山ありますから〜」と太っ腹の先生、
ありがたくご相伴に預かってきました。

HAPPY!

久しぶりのおぜんざいはと〜っても美味しかったです。
ちょっと恥ずかしかったけどね、ねらって行ったみたいじゃ〜ん?

帰りに「○○さん!」(私の名字)と呼ばれ振り向くと、知り合いの先生。
さっと手渡されたものは・・・

「イチゴ大福」!

こんなものまで作っているのかぁ?

数が少ないからこそっと食べてねと言われ、ありがたく「こそっと」頂いてきました。

ダブルHAPPY!

娘も私も楽しませてもらった「お餅つき大会」。
来年も美味しい思いをしに行ってしまうかも知れない、今度は「ねらって」・・・・。


娘は、と言うと、
帰ってから4時間爆睡をした。

やっぱりどこか具合が悪かったのね。

本当のさようなら

2000年11月29日
今日友達が引っ越して行きました。

子供どうしが同じ幼稚園なので、色々と仲良くしていた友達。

午前中は幼稚園に娘さんを行かせておいて、その間に荷物を運び出すというので、
幼稚園バスの停留所で最後のお別れとなりました。

普段から仲良くしていたお母さん方がみんなバス停に集まって、写真撮影を一杯一杯した後、
お別れの挨拶をしたりお餞別を渡したりと、結構盛り上がってました。

その後空港まで送っていこうという案もあったのですが、
「きっと泣いてしまうよね・・・」という事で、それは止めにして、主役抜きの宴会を我が家でしました。

狭い我が家に12人が集まって5時過ぎまで色んな話をしましたが、飛行機の出発時間には、
「もう行っちゃったねぇ」なんて話も出て、やっぱり淋しかった・・・。

ひとしきり騒いでみんなが帰った後、娘が
「またふたりぼっちだね・・・」と言ったので、
我慢していた「淋しい」という気持ちが噴き出して来てしまい、
「SOSコール」を旦那さんにかけました。
早く帰ってきてって。

彼女は東京に引っ越していったから、もう会う事もないだろうし、
今日が本当に「さようなら」。

色々難しくなっちゃった時期もあったけど、今は心から、新しい土地でも元気に頑張って欲しいなぁと思ってます。

沢山の人と長時間過ごすのは苦手なので、今日は薬を多めに飲んで凌ぎました。

一人で家に居たらきっと涙涙になっていただろうから、来てくれた友達に感謝!です。

さようならはもう嫌だ・・・。

疲れた一日

2000年11月25日
ちょっと更新をサボってました、反省!(猿じゃないって)。

昨日は東京に越していく友達の送別会で、娘と2人してお出かけしてきました。

旦那さんが某乳製品の会社なので、騒動があってから「いつ転勤になってもおかしくない状態」だったと聞かされてました。

だから転勤って聞いてもさほど驚かなかったのですが、心の中ではすごくダメージを受けてたみたいです。

一気にうつに突入です。

彼女とは楽しい思い出も一杯あるし、実際彼女がいたから救われる事も多かった。
子供も同じ幼稚園だし、ずっと仲良くやっていきたかったのだけど、あの事件で少しギクシャクした仲になっちゃって、それがず〜っと心に引っかかってた。

あの事件とは、某乳製品会社の食中毒事件の時、落ち込む彼女に私が「愚痴でもなんでも話して欲しい」「気晴らしが必要なら付き合うから」と書いたFAXを送った事。

それから彼女は私に話し掛けなくなった。

何が彼女を傷つけたのかは今もって判らない・・・。

そんな気持ちのまま「さようなら」を言うのは心残りだけど、新しい土地で頑張って欲しいと思う。

昨日はめまいで時間ギリギリまでどうしようか迷ったけど、結局娘が彼女の娘さんと遊ぶ機会が少ない事を考えて、無理してでも行こうと考えた。

お友達(又別の)お宅での「送別会」だったので、私は裏方に回って料理の手伝いとかをするようにしてた。

鬱の時に色んな人に会うのはホントは辛いんだけどなぁ、という事でなるべく話さないで済む環境に避難したって事。

どんな形にせよきちんと「さようなら」はしておきたかった。
結果オーライ。
行って良かった、娘も楽しんでいたしこれで彼女と縁が切れても自分の中で納得できるような気がしたから。

病気の事を話した時,「何でもできることは言って欲しい」と言ってくれた彼女の優しさには今も感謝してるし,これからも幸せにと思った。

それにしても何でこんな大事な時に鬱なんだろうね。

波乗り最中

2000年11月20日
嫌ですね〜、うつうつって。
幾分慣れてきたとは言え、やっぱりめまいとか気分の落ち込みとかは不快です。

楽しくない!

何を見ても楽しくなくて、外にも出たくない!
ってな時に限って熱を出す娘ちゃん。

オー・マイ・ゴッド!

昨日から38度五分の熱で、夜にとうとう座薬を入れたら何とか元気にはなってくれたけど、夜中にやっぱりゲロされちゃった。

朝一で小児科に受診。
旦那は30分前から並んでたけど、なんと8番目。
風邪流行ってるんだなぁ・・・。

当分熱は続くでしょうとの事。

やだなぁ娘機嫌悪いんだもん。
二人っきりになったらきれちゃうかも知れないわ。

彼女は熱を出すと、決まって「夜泣き」をするので、親は寝不足でフ〜ラフラ・・・。

なのに昼間は元気だったりする娘は、私の昼寝を許さない。

え〜かげんにせ〜よ!

鬱真っ最中に病気になられた日には、気分は落ち込むばかり・・・なのですよ。

頼む!今夜は寝かせてください!

きたか?鬱の波

2000年11月17日
なーんか昨日から楽しくない。

やっぱり来たのかなぁ?鬱の波が・・・・。

楽しくないって事と体がだるいって事、あとは淋しいって事だけ我慢すれば何とか家事とかは出来そうな気配。

昨日は旦那さんに晩御飯作ってもらったけどね。

豚汁だったんだけど、スライサーで派手に指切ってくれたもんで、手当とかに時間が掛かって、結局8分どおりは私が作った事になるんだけど、
旦那さんのプライドを考慮して、思いっきり美味しいと誉めておいた。

気を使うものなのね、作ってもらうのも・・・。

ここ2週間くらいは、
「おぉっ!治ったのではないか」、と言う位調子良かっただけに、落ち込みも結構来る。

はぁ〜〜〜〜!
何でかなぁ・・・・って感じで。

水曜日なんて神戸まで一人で芝居観に行っちゃったりして、元気だったし・・・いや元気なつもりだった。

鬱でずーっと好きな芝居も観に行けなかったから、今回神戸まで行けたのは凄く自信にもなったし、何より 「楽しかった」!

目標の1つだった
「好きな芝居を見に行く」
これが叶った嬉しさより、
「やっぱり芝居って面白い」
と心から思えたほうが自分の中では嬉しかった。

鬱病になってからというものの、自分の感情があまり動かないような気がしてたから・・・・。

でもちゃんと心は「感動」という事を覚えていた、それが何より嬉しい。

少しずつではあるけどやっぱり良い方向に進んでいるんだろう。

だから今回の鬱の波も、苦しいながらも前向きに受け止められそうな気がしている。

しばらくは又お休みモード。

出かけたってつまらないだけって事は、重々承知してるからね。

さて今回の波はどれ位続くやら、早く終わってくれるといいな。


年だけはとるのね。

2000年11月13日
12日は私のBIRTHDAYだったのよ〜ん。
30とうん歳になりました、パチパチ。

だからって訳じゃないけど、久しぶりに家族でお出かけしてきたの。
行き先は「妙見山」!

ケーブルカーとリフトで頂上まで行くのだけれど、それに娘を乗せてやりたかった。
チケットが、結構高かった・・・・。クソッ

るんるんとケーブルカーとリフトを乗り継いでいざ山頂へ!

ん?妙に人が多いじゃないか。

なんだぁ、反対側からなら車で上がってこれるじゃん、チケット代がぁ〜〜〜〜
ク、クヤシ〜い!

ま、色々ありましたがそれなりに遊んで帰ってまいりました。

帰ってから娘に、
「今日何処行った?」 −「おやま」
「何乗ったっけ?」  −「バス」
「楽しかった?」   −「んー、疲れた」

こんなもんです4歳児。
親の苦労なんか解っちゃいない(泣)

帰ったとたんに旦那の風邪が悪化した為に、外食は延期に・・・。
仕方ないね。

自分でショートケーキを買ってきて、娘と旦那にバースデーソングを歌ってもらい、お祝いしました。

ささやかだけど、我が家らしい誕生日でした。

うつ病もここのところおとなしくしてくれていて、私なりにはいい感じ。

次の鬱の波が来るのは避けられないけれど、それまでつかの間、こんな幸せをかみしめていたい。



お出かけもOK

2000年11月10日
ここのところお出かけする事が多くなった。
うん、よい傾向だと自分でも思う。

人込みが怖い、というのは完全に克服した訳ではないけれど、心配ばかりしていても仕方ないから「え〜い!」と飛び込んでみたりしているって感じかな?

おとといはバーゲンに行った。
どうしてもティファールのお鍋が欲しかったから(笑)。
坐骨神経痛で足を引きずりながらも、行った。
さすがに医者には黙っていたが・・・。
たかが鍋、されど鍋、欲しかったんだも〜ん。

今日は今日で幼稚園のバザーに自転車を15分位こいで行った。
坐骨神経痛はまだ治っていないというのに、また薬を塗って痛みを抑えて行った。

戦場だった。

開場5分前に行ったというのに、96番目。
先頭のおばさんは何時からここにいるんだろう?
おばさんパワーを見せつけられた気がした。
修行が足りない・・・・私はまだまだだな、ふっ・・・。

でも娘の某ブランドの服を数枚GET!
まずまずの成果かな?

外に出られるのは良い事なんだけど、家にじっとしているのがつまらないと思い出すと怖い。
走りつづけてしまいそうだから。

一人でいるのが淋しくて、娘を連れていつもどこに行こうかと考えてばかりいたあの頃。
旦那は仕事で殆んど家にいなかった。

淋しくて淋しくて、でも行く所もそんなにはなくて・・・
病気になった。
心の病気にかかっていた。

気づいた時にはどうしようもなくなっていたっけ。

同じ過ちは繰り返したくない、この気持ちの持って行き所を考えないとね。

淋しさを埋めてくれるもの・・・新しい恋!・・・・。

ときめきは必要かもしれないな、それくらいは許してくれる?
ねぇ旦那さん。

眠れない夜

2000年11月6日
私は夜眠る時に睡眠薬の要らない、稀に見るラッキーなうつ病患者なんだけど、今日は眠れない。

なぜならいつも横にある抱き枕がないから・・・。

抱き枕は夜の仕事に出かけていった。
つまり旦那さんの事。

結婚当初からそうだった、あの人がいないとどうしても眠れない。
明け方うとうとする位しかダメみたい。

側で寝てるといびきでうるさいと思う事も多いのに、
この騒音がないとダメらしい。
これが夫婦なのかしらね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
旦那さんが帰ってきたー!

娘と一緒に入ったくせに、もう一度旦那さんとお風呂に入っちゃった。
久しぶりだなぁ・・・。

さぁってと、これで眠れるぞー。
抱き枕君、今夜もよろしくね。
今日は旦那は休みで娘は幼稚園という、かなり稀なそしてHAPPYな日だった。

いつもいい年をして娘と旦那を(彼女にとってはパパ)奪い合っている私にとっては、彼を好きなようにできると言う幸福な時間だった。

がっ!旦那は朝からPCに向き合ったままで、私になど目もくれない、夢中だったのである。

こういう時は大体において私のカンは当たっている、
操作方法が解らなくて、でも人に聞くのは恥ずかしいので、あーでもないこーでもないといじくっている時だ。

この時期やらなくてはいけない事、年賀状の準備。
つまり住所録の作成に熱中していたらしいが、彼は良く見張っていないと、とんでもない変換をするPC君に、いいよいいよと言ってしまう人なのだ。

この人が来年の年賀状を作る事になる・・・、めちゃ不安だ。

話は変わって、今日はダイエーに連れて行ってもらった。

折りしもダイエーは日本シリーズで負けたにもかかわらず、「日本一のセール」というのをやっていて人でごった返していた。

ワゴンの中には、こんなの普段店に置いてたかぁ?と疑うような物が山積みしてあった。
セールだからって、これをこの値段で買う人の気が知れない、そんなものが「まぁお安い!」みたいに売られていた。

私はワゴンより全品2割引の方が、買い!と思っているので、そっちに走ったが、あの品物を買った人は、家に帰って冷静になったら後悔するだろうなー、と他人ながら心配している。

なんだかんだ買って、食料品売り場に行き、夕食の材料を買おうとすると、「おなかすいたー」と娘がのたまう。

こういう時は大概、店頭販売のお菓子が買って欲しい時。

今日は夜店に良くある「ベビーカステラ」。

あの甘い匂いは子供でなくてもフラフラと買ってしまいそうだが、セールでお金を使い込んだ夫婦は、足早に娘を引きずるように駐車場に向かったのだった。

そして途中娘は「こけた」。

彼女には何にも良い事がない一日だったに違いない・・・。

雨だ、雨だー!

2000年11月1日
ふっふっふ!

大阪は朝から雨なのだった。
電話連絡網で「今日の参観は延期ですう〜」と園からの連絡が回ってきた。

やりぃー! 
思わず言ってしまった、それほどに嬉しかったのである。
ざんざん降りの雨も今日は気にならないくらい、るんるんで娘を送っていった。
皆さんは「延期なんだってねー」と残念そう。
私一人娘に振る手が大きかった、投げキッスつきよ。

明日は旦那がお休みらしい・・・これもHAPPY!
明日は2人きりになれるから、何をし様か今からうきうきしてる。

でも病院は行かないとなぁ・・・娘の風邪がしっかり伝染っったらしい。

のどが痛〜い、頭も、典型的初期症状だな。

頭の片隅に「ばち」という言葉が浮かんでいる・・・

ま、気にしない、気にしない。
娘の幼稚園の参観日が明日ある・・・予定。

なぜ予定かと言えば、親子一緒の外遊びがあるらしいので、雨が降れば延期になるそうだ。

娘は「明日来てね〜」などとのんきに言っているが、
私の心境は、
「雨よ降れ〜!風よ吹け〜!」である。

うつ病のせいにしたくはないが、私はもともと勝ち負けのあるゲームをするのが好きではない。

負けるのが恥ずかしいから・・・。

これは負けず嫌いとは違うと思う。
恥をかかされた「トラウマ」というものが根底にありそうなんだけど、いまいちはっきりした記憶はない。

とにかく嫌い!なのだ。

大体「知らない人達と狭い空間に押し込められ」て、子供の園での様子を見るのは耐えられない、という病気の上に、もともと苦手なゲームをやらされようというのだから、自然に体制は「逃げ」に向いていくというもの。

天気予報は曇り、降水確率は50%。
非常〜にびみょ〜うなところだなぁ・・・。

朝少しでも降っていてくれると、私はどこの神様でも信仰してしまいそうだ。

懇談会は平気!
先生と2人きりならなんとでもなる。
「気分が悪いので・・・」と言って帰ればいいだけの事。

雨で延期だったら意味ないじゃん、と言われそうだが、
こんなときにこそパパは存在するのだぁ。
先のことなら仕事の調整もきくというもの。

やっぱり「雨よふれー!」の気分だなぁ。


今日は私がよく覗いているBBSのオフ会が大阪であった。

昨日は体調が最悪だったので、朝から無理をしない様に慎重に立ち動いていたら、
あーやっぱり神様は、この不届き者の子羊をお見捨てになる事はなかったみたい。

何とか化粧して子供の支度もして、旦那さんと一緒に電車に乗って出発。
やっぱり殆んど一年ぶりの電車はドキドキ!

何とか皆さんとも会えて、旦那と娘は別行動、おもちゃを買いに行ったらしい。

初めて会う人達だけど、全くの他人と言うのとも違う
なんだか不思議な関係の私たち。
HNで言葉にして、面と向かって呼ばれるのは初めてなのでちょっとこそばゆい感じ。

でも共通の悩みを持った仲間達、すぐに打ち解けて話が弾み、結局夕ご飯も一緒に食べに行った。
お酒も入った人もいたりして、和やかで楽しい一日を過ごさせてもらった。

顔を見て話すことが少ない私なのに、ちゃんと話せていた・・・と思う。

帰りに少し家族にお土産を買って、電車に乗ったら帰りの電車は全然怖くなかった。
少し自信がついた。これで電車もクリア!

まだまだできない事は沢山あるし、問題に出会う度に悩んだりおろおろしたりするけど、
一つ一つ焦らないで時期を待ってれば、解決に向かう物なのかも知れない。

旦那と娘は仲良くしていたのかな?と思ったら、
二人だけの内緒事が出来たらしかった。

明日そーっときいて見よう。

凹んでる理由

2000年10月28日
今日は雨、それだけでも気分が落ちる原因になるものよ。
それに加えて、なんだぁーこの匂いはー!

マンションの補修工事中なんだけど、雨で屋内の塗装作業をやってるらしい。
その匂いの凄さといったら・・・
貴方は灯油缶(空の)に頭を突っ込んだ事があるだろうか?
例えは悪いがそんな感じなのよ〜。

これが一日中。

家の中は締め切っているので幾分ましではあるが、ドアの開閉は速やかに行わないと、家族からブーイングを食らう事になる。

今我が家はぴりぴりしてるのだぁ。

さて明日は待望のBBSのオフ会がある日。
なのに今日はめまいが凄いのよ。
もう頭がくーらくら、立ち上がる度に立ちくらみで目の前真っ白状態。
行けるのだろうか?
こんな状態で・・・。

幹事さんは別に居てくれるんだけど、場所は私が決めちゃった。

広場恐怖がある私には「狭い喫茶店」は恐怖の対象になる。
だから広ーくて開放的な喫茶店を推薦しておいたのよ、自分のためにね。
ここまで準備して、あと恐怖の電車は旦那さん(こぶ付)に付いて来て貰うことで何とかなりそうだったのに・・・。

く、悔しい。

神様、私は貴方の教えを信じていない不届きものですが、明日一日元気な体を下さい。

月曜日は寝込んでもそれは我慢しますので・・・

って、ただぐうたらして居ようって言うだけじゃ〜ん。

こんな願い聞いてもらえないよね。


誰も解ってくれない

2000年10月25日
今日BBSで詩を見た。

「誰も解ってくれないって言うけど
貴方は誰かの事がわかっているの?」

ちょっと効いたー、痛たたたー、ツぅーんって感じ?
私が旦那によく吐く言葉だから。
「ちっとも解ってくれない」って。

確かに私の病気の事を、彼は解ってくれてない部分が多い。(と思う)
めまいが辛いの、動悸がして苦しいのって言われたって解らないよなぁ、確かに。

がっ!私は彼の辛さを考えた事があるだろうか?

仕事が忙しい時に、携帯に泣きの入ったTELが繰るし、ちょっと帰りが遅いと叱られ蹴られる。
最大の辛さ(かな?)は、嫁さんがうつ病になった事だよなー。
原因が自分にあるかもって考えたかもしれないなぁ・・・。
家事はしなくちゃなんないし、子供の面倒だって。あと身動き取りにくくなったと思うなー、嫁さん怖いってどこにも行きたがらないもんなー。

あー、自己嫌悪。

自分の辛さが解って欲しいなら、相手の事も考えてあげないといけないね。

パートナーなんだから、頼ってもいいと思うし、辛い時は当たってもいいと思う。
でもせめて少し楽なときは彼の事も大事にしようと思う。
まだ何年も付き合って行きたいからね。

パニック発作

2000年10月23日
2日続けてのうつ病ねたになってしまうけど、ま、ほんとの話だからしょうがない。

「パニック発作」が来た!
夕ご飯を娘と食べていたら、なんだかイヤーな感じ。
嫌だなと思いつつアイロンがけを始めたときに、「それ」は来た。
今日に体から汗が出てくる、動悸が激しくなって、めまいがする。
そして強烈な不安感、恐怖感が襲ってきた。

あ、いつものやつだ。
「大丈夫深呼吸し???」・・・・呼吸が変だぁー!

発作は初めてじゃない、何度も起こってるけど今回のはちょっと強烈だった。
私の自律神経はどうなっているのか、脳のメカニズムは壊れているらしいが、医者に聞いても曖昧な返事しか返ってこないからもう勝手に「パニック発作」と呼んでいる。

普通は一時間ほどで治まるものが、今日は3時間近く続いた。
旦那が帰ってきて少し安心したのか、お風呂に入ってリラックスしたら消えてなくなった。

今までの薬はこの発作をかなり抑えてくれていたけど、新しい薬はうつには広範囲に効果が期待されるらしいが、この発作は抑えてくれるんだろうか?
今度精神科の先生にメールで尋ねてみよう。

厄介な事が一つ増えたなぁ・・・。


工事フルパワー!

2000年10月20日
まず、私の日記をお気に入りにしてくださった、みのりさん、朔夜さん感謝!です。
鬱病という事もあってクラーい日もありますが、ご容赦を・・・。
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マンションの補修塗りかえ工事が佳境に入ってきた。
はっきり行ってかなりの騒音だぁ!

一日中家に居る私にとって、間断なく続くドリルでコンクリートを削る音は、私の神経をもすり減らしてくれる。
医者から命じられている、日課の昼寝さえも中々難しくなってきたし、そろそろ限界に近いのかも・・・。
私がコンクリートを壊してしまいそうだ(そんなことないって)。

工事の流れとして、今日外壁の洗浄とやらをやったから、次にはサッシの枠のシリコンコーティングがあって、次に本格的な塗装だと思う。

今度はにおいに悩まされる事必至。
私の受難の日々はまだまだ続く・・・。

今日はお昼寝をしていた娘がドリルの音におびえて泣いて起きてきた。
この子は洗濯機の音さえも怖くて、洗濯している間は洗面所にも入れないし、トイレすら一人で行けない。
玄関で靴を履く時すら洗濯機を止めてくれとのたまう。

怖がりやなーと思うけど、これも個性仕方ない。

早く静かな環境が欲しい、、11月に入ったらどこかに避難しようかな?園のイベントもないことだし。さてどこへ?
行くあてのない私だった・・・。

涙だって出るさ

2000年10月19日
今朝は朝からめまいがひどかった、嫌な予感・・・。
予感は的中、お昼頃から訳もなく涙がぽろぽろ。。。
こうなると自分ではどうしていいか解らないし、止め様もないのは解ってる事。

仕方なく旦那にTEL、事情を話し慰めてもらい、早く帰って貰う事にする。
またいつもの事をやってしまった・・・。

薬を飲んで横になるけど、こんなじゃいけないと思い外に出てみようと思った。

自転車に乗ってふらふらと・・・ダイエーに来ていた。

ここは長い事鬼門だった所。
以前来た時にいきなり人込みが怖くなり、座り込んでしまった。
それ以来怖くて足を踏み入れてなかった、一年ぶりくらいかなぁ?
もう大丈夫かな、と思い入ってみるとなんだか落ち着かないながらも買い物は出来たし、久しぶりに見る店内が新鮮だったりした。
おおっ!ここもクリアか?と思っていたらやっぱりイヤーな感じ・・・やっぱり出よう。

ここまで来たついでと思い靴屋さんに入り見てみたが、やっぱりダイエーで見た靴の方が安くて可愛い。
Uターンして、再度チャレンジ!靴を買ってしまった。
旦那になんて言い訳したらいいんだ?

泣いて早く帰ってくれといいながら、靴を買ってきただとー・・・、ごめんなさーい!

夕食後恐る恐る話すと、良かったねって言ってくれた。
僕のはー?って聞かれたけど。

今度から悲しいとき寂しいときは外に出てみよう、
気分が変わるかもしれない。
うつ病も少しずつ落ち着きを見せているのかな?

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